高校生は意外と堅実?高校生のアルバイトの目的、6割以上が「貯金をするため」

ファイナンシャルフィールド / 2019年11月12日 3時0分

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今の高校生は、どのくらいアルバイトをしているのでしょうか?学校によってはアルバイト禁止の場合がありますし、勉強や部活が忙しくてそんな暇はないのでは、と思う人もいるでしょう。   でも、街中でアルバイト募集の貼り紙を見ると、高校生の時給が書いてあるので、意外と多くの高校生がアルバイトをしているのかもしれません。   2016年の厚生労働省の調査によると、アルバイト経験のある高校生は46.2%でした(※1)。半数近くがアルバイトをしたことがあるようです。   株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区)は、全国の15~18歳の高校生男女(高専、専門学校は除く)を対象とした「高校生のアルバイト調査」を実施しました(※2)。   高校生はどんな目的でアルバイトをするのか、学生生活とのバランスはどうなのか、結果を見てみましょう。

高校生のアルバイトの目的は貯金をするためが6割以上と堅実

高校生がアルバイトをする目的は、「貯金をするため」(66.7%)が最も多く、次いで、「趣味のため」(48.5%)「社会経験を積むため」(30.3%)「自分の生活費のため」(29.9%)「スキルを身につけるため」(18.9%)「将来のキャリアのため」(18.6%)と続きました。
 
遊ぶためのお金が欲しいのかと思いきや、貯金や将来を見据えた堅実な回答が多い結果となりました。
 
また、アルバイト探しで就職を意識した高校生は64.1%でした。将来の就職を意識した項目は「挨拶や接客ができるようになる」(30.4%)、「正しい言葉遣いができるようになる」(26.9%)などの対人スキルの向上を目的とする傾向が見られました。
 
その他には「社会経験を積むことができる」(26.6%)、「職場を体験できる」(17.1%)というように、将来に向けての意識を持って、アルバイトを選んでいることがうかがえます。

学生生活とアルバイトでは、54.6%が学生生活に注力

学生生活とアルバイトの就業バランスを見ると、54.6%が学生生活(学業・部活など)に力を入れていると回答しました。
 
学年別では、学生生活に力を入れているという回答が、高校1年生で57.1%、高校2年生で53.8%、高校3年生で53.5%と、学年が上がるにつれて下がっています。大学進学をするならば、受験が近づくにつれ、学業に力を入れるのではないでしょうか。
 
ただし、大学進学率(大学・短期大学等への現役進学率-うち大学・短期大学の通信教育部への進学者を除く)が54.9%(※3)であることから、就職をする人も4割くらいいるわけです。
 
社会に出た時のために、高校生の時からアルバイトに力を入れようと考える人もいるのかもしれませんね。また、男子では61.8%が学生生活に力を入れていると回答し、女子の49.7%と比べて10ポイント以上上回る結果となりました。

学業とアルバイトを両立できるかが1番の不安ごと

高校生が新しくアルバイトを始める際の不安要素は「学業と両立できるか(39.3%)」との回答が最も多い結果となりました。やはり学業に支障がないかが心配なのですね。
 
また、「職場の人間関係」(33.2%)も不安とのことで、気持ちよく働けるかどうかが大切みたいです。他には「急な休みに対応してくれるか」(31.3%)、「仕事を覚えられるか」(30.9%)「やめにくくないか」(30.7%)ということを不安に思っているようです。
 
高校生は学業との両立を図りながら、社会勉強も兼ねてアルバイトをしていることがうかがえます。しかし、親世代としては、学生のうちはできるだけ学業に力を入れてもらいたいものですね。
 
【出典】
※1:厚生労働省「高校生に対するアルバイトに関する意識等調査」
※2:株式会社マイナビ「高校生のアルバイト調査」
※3:文部科学省「学校基本調査 年次統計」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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