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キャッシュレス決済アプリ、シェアが高いのは?みんなはどのサービスを使ってる?

ファイナンシャルフィールド / 2020年1月24日 10時50分

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2019年10月の消費増税とともに、「キャッシュレス・消費者還元事業」が始まりました。QRコード決済によるスマホ決済は、各社が独自に行う還元キャンペーンにより大きな広がりを見せています。また、クレジットカードに比べて導入コストや手数料率が低いことから、店舗側にもメリットがあり、導入が進んでいます。   株式会社ヴァリューズは、インターネット行動ログ分析サービスで、キャッシュレス決済のうち、どの決済アプリを利用しているのか?といったキャッシュレス決済の利用実態を調査しました。今回は、気になるキャッシュレス決済の各サービスのシェアをご紹介したいと思います。  

キャッシュレス還元事業の認知度は?

そもそも、キャッシュレス・消費者還元事業の認知度はどれくらいあるのでしょうか。調査によれば、全体の71.8%が「キャッシュレス・消費者還元事業」という言葉自体を知っており、実際に調べた人は40.4%に上っています。
 
また、事業への関心自体は男女ともに70%近くある一方で、実際にポイントを貯めたりポイントを使ったりして、お得にする活動「ポイ活」への関心が高いのは、男性より女性、特に20~40代女性の方が多いことも分かりました。
 

どのサービスを使ってる?

では「キャッシュレス・消費者還元事業」によるQRコード決済への影響はどれくらいあったのでしょう?
 
事業が始まる前の2019年9月と事業が始まった2019年10月とでの、主要キャッシュレス決済アプリの起動日数を比較すると、ほとんどの決済アプリで起動日数が増えました。
 
中でも、日常的に利用しているユーザー(月に11日以上起動)の伸びが顕著なのが、PayPay、au WALLET、ファミペイです。ほぼ毎日起動するというヘビーユーザー(月に21日以上起動)はそれぞれ、10月にPayPay14.3%、au WALLET21.4%、ファミペイ15.5%となっています。
 
そして、2019年9月と10月の起動ログでは、PayPayが圧倒的なシェアを誇っています。
 
PayPayは、キャッシュレス・消費者還元事業開始前の9月最終週に大きく起動数が上がり、10月5日の「PayPay感謝デー」の開催で911万人が起動しました。その後も、お得なキャンペーンの開催により、10月の1日平均起動ユーザーは677万人に達しています。
 
続いて、au WALLETやd払いの通信キャリア系の決済アプリの起動数が多く、10月の1日平均起動ユーザーがau WALLETで313万人、d払いは269万人の起動となりました。コンビニのファミリーマートが提供するファミペイは、日により起動数に大きな変動があったようです。
 

まとめ

PayPayは続々とお得なキャンペーンが開催され、利用できる店舗も多いため、PayPayのシェアが高い状況はまだまだ続く可能性があります。ただ、決済アプリではお得なキャンペーンが開催されているので、それぞれの独自の還元キャンペーンをチェックして、一番お得な決済手段で買い物するのも良いでしょう。
 
または、いつも貯めているポイントで選んだり、よく行くお店が対応している決済手段で選んだりするのもおすすめです。
 
出典 株式会社ヴァリューズ「キャッシュレス決済やポイ活の認知度、利用意向に関するアンケート調査」
 
執筆者:大堀貴子
CFP(R)認定者 第Ⅰ種証券外務員

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