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今年も終わった節分の日。売れ残った恵方巻、何割引なら買う?

ファイナンシャルフィールド / 2020年2月7日 3時0分

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2月3日は節分の日でした。節分といえば「豆まき」ですが、今年もスーパーやコンビニの店頭で「恵方巻」を売っているのを見かけました。「恵方巻」の風習は、もともとは関西で始まったものと言われていますが、2000年代になって急速に全国的に広まったようです。  

家計調査でも、節分の日は恵方巻が食べられていることが明白に。恵方巻の習慣が定着

総務省統計局の調べでは(※1)、「調理食品」のうち、恵方巻が含まれている「すし(弁当)」の平成26年2月の支出は、節分の日が419円と圧倒的に多く、2月の支出(1186円)の3分の1以上を占めています。これによると、節分の日に恵方巻を食べるという風習が定着していることがわかります。
 
しかし、今この恵方巻について、売れ残りが大量に廃棄されるフードロスが問題になっています。ライフプラン相談、保険相談サービス「ほけんROOM」を運営する株式会社Wizleapでは、恵方巻とフードロス問題についての意識調査を実施しました(※2)。
 

去年恵方巻を食べた人は7割。スーパーで買う人が半数以上

まず、去年は恵方巻を食べたかと聞くと、「食べた」と回答したのは71.5%でした。やはり、節分に恵方巻を食べることが浸透してきたようです。
 
去年恵方巻を食べた人に、恵方巻をどこで買ったかを聞くと、「スーパー」が最も多く57.9%、次に「家で作った」(16.7%)、「コンビニ」(14%)という結果となりました。中には「寿司屋で買う」という人もいるようです。
 
次に、今年の恵方巻を食べる予定があるか尋ねたところ、「食べない」は4%でした。ほとんどが食べる予定があるようです。「予約している」「予約するつもりだ」が10.6%、「当日に買うつもりだ」「当日に買うかもしれない」が約半数を占めました。
 
また、「自分で作るつもりだ」が14%でした。「自分で買うつもりはない」は19%でしたが、家族が用意するということなんでしょうか。
 

恵方巻のフードロス問題の認知は8割。売れ残った恵方巻を半額なら買う人が最も多い

次に、恵方巻の大量廃棄によるフードロス問題を知っているか尋ねると、「知っている」は65.0%、「耳にする」は21.1%と、8割以上が聞いたことがあると回答しました。
 
そして、大量に売れ残ることが問題となっている恵方巻について、節分後、何割引であれば購入するのか聞いてみました。結果は「5割」が35%と最多で、「6割以上」(21%)、「3割」(9%)といった順になりました。また、「無料」が7%いたほか、「いらない」と回答した人も15%いました。
 
フリーコメントを見ると「恵方巻がとても好きなので、割り引きになっていたら購入したいです。(3割引なら買う)」「2日連続で巻きずしを食べたいとは思わない(無料ならもらいたい)」「シンプルにお寿司は好きだし、半額ぐらい引いてくれるなら食べたい。(5割引なら買う)」という意見が見られました。
 
フードロスを減らすには需要をなるべく正確に予測して適切な量を生産し、適切な価格で販売することですが、それが難しいのでしょうね。とはいえ、節分は季節行事として楽しみたいものです。みなさんも豆まき、恵方巻などで、家族で季節を感じませんか?
 
出典
※1:総務省統計局 家計ミニトピックス「恵方巻への支出」
※2:株式会社Wizleap「恵方巻とフードロスに関する意識調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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