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カーシェアリングって何が得なの? 何が節約できるの?

ファイナンシャルフィールド / 2020年3月28日 1時50分

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老後資金の「2000万円問題」をきっかけに、家計の見直しをしている方も多いかと思います。また、役職定年や再雇用などによりリタイアメントプランが大幅に変更になり、老後の資金計画を再検討している方もいらっしゃるでしょう。   若い世代でも、将来の年金に不安を感じて、節約を考え、実践している方もいらっしゃるのではないでしょうか。節約といっても、食費を削ったり、大好きな飲み会を断ったり、趣味のお金を削ったりして無理をしていると長続きはしません。無理のない範囲で、節約するのが成功の秘訣だと思います。   そういった中、節約の方法の中の1つに「カーシェアリング」があります。これは、車をシェアするという仕組みを使って節約するものです。   特に、都心近辺に住んでいて電車やバスを利用できる人や、子どもが独り立ちして週末の買い物くらいしか車を利用しない人など、車を使う機会が少ない人にはうってつけの節約法です。   今回は、カーシェアリングとはどういったものなのか理解し、どんな節約ができるのか見てみましょう。マイカーを所有している人は必見です。

カーシェアリングとは?

■カーシェアリングとは?

車を管理・提供している会社に会員登録を行い、その会社が所有している車を他の会員とシェアすることができるサービスです。
 
具体的には、その会社のステーション(車を停めている駐車場)に駐車してある車の中から乗りたい車を選択し、使いたい時間を予約して車を借ります。使用したら、指定した場所に返却するだけで後はそのままで構いません。

■メリットとデメリット

(1)メリット
なんといっても車を保有しなくて済みます。したがって、車のメンテナンスや車検をする必要がなく、駐車場も必要ありません。
 
また、24時間予約が可能で、全国展開している会社のカーシェアであれば、旅行先や出張先でも使用ができます。ガソリン代や保険料も料金の中に含まれています。
 
(2)デメリット
予約がいっぱいで、必要な日・必要な時間に借りられないケースが発生することがあります。ステーションが近くにない場合は、遠くまで歩いて行かなくてはいけません。また、レンタカーに比べて車種が限定されています。

カーシェアリングで何が節約できるの?

■車の購入費用が節約できる

車を所有するためには、まず車両を購入する必要があります。150万円の車を検討していたとすれば、カーシェアリングの場合その費用がかかりません。今所有している車を売却して今後カーシェアにすれば、単純に今後の購入費用を節約できます。

■車の維持費用が節約できる

車を所有していると、駐車場が必要ですし、車検代、自動車税、保険代を定期的に支払う必要があります。また、ガソリン代も必要になりますし、洗車にかかる費用等もかかるでしょう。カーシェアにすれば、こういった費用はすべて料金の中に含まれます。

カーシェアリングの費用

カード発行費用と月額基本料金、そして車の使用料がかかります。月額基本料金がゼロの会社もありますので、使用頻度が低い人は活用しましょう。
 
また、必要な時に必ず借りたいという人は、こういったことが保証されている契約、かつその月額料金が無料の会社を選ぶと良いでしょう。複数社と契約して車が空いている会社で予約するという方法もあります。

まとめ

カーシェアリングを利用するか否かは、所有している車種や使用頻度、駐車場の有無などにより異なります。また、車を保有せずカーシェアリングを選択するとしても、契約するカーシェアリング会社によって費用が変わります。
 
自分の場合、カーシェアリングにすることでどれくらい節約できるのか、これまでのポイントを参考に、カーシェアリング会社のホームページなどを見て計算してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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