家計の見直しは、苦しくない節約から始めよう!

ファイナンシャルフィールド / 2020年7月1日 23時15分

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「家計のスリム化をしたいけれど、どうしたら良いか分からない」そのような悩みはありませんか。どこから始めたら取り組みやすいのか?    家の片付けと同様で、家計のスリム化にも自分に合った順番があります。

お得なプランに変更を考える

コロナの影響で収入が減少した人が多いと思いますが、直近のお給料は変わらなくても今後ボーナスが減るなど、長いスパンで影響が出そうです。しばらくは貯蓄を取り崩して乗り切ることになるかもしれませんが、早期に健全化するためには、家計の見直しがお勧めです。
 
「家計のスリム化をしたい」という相談を受ける場合、まず相談者の家計収支の内訳と資産状況を伺います。家計簿をつけている人は少ないので、家計収支の“詳細”は分からない場合が多いです。
 
自己申告で問題となりそうな部分を聞き取った後、分かるところからチェックします。銀行口座から引落をしている通信費や光熱費、生命保険料などの項目の確認です。
 
ポイントを貯めるために、カード払いをしている場合も同様です。「節約」というと食費や衣料費、交際費を考えがちです。なので、我慢を伴うつらい印象がありますが、これら毎月決まって引き落とされる項目から手をつけるのがお勧めです。
 
まず通信費。テレワーク時代に突入し、学校の授業もオンライン化が進んでいます。ネット環境を整えることは大事ですが、無駄に課金されているものはありませんか。「2カ月間無料で試したものの、今はほとんど見ていない」などは早々に解約すべきです。
 
また現在の契約プランを、新プランに変更することで割安になることもあります。通話ではなくLINEなどが主流、動画を見ることも多くなりました。自分や家族の使い方に合ったプランになっているか、検証も必要だと思います。
 
「自分の家族にあった」という意味では、光熱費の見直しも同じです。電力・ガスが自由化され、電気やガスの会社を自由に選べるようになりました。例えば東京電力と東京ガスは、それぞれ「電気とガス まとめておトクな料金プラン」を提供しています。他にも多くの企業が参入しています。
 
例えば、比較サイトの価格.com(※)などで検討すると、節約効果が分かりやすいです。
 
金額だけでなく「自然エネルギーを重視したい」といった選択方法もあります。また会社を乗り変えなくても、東京電力内にもプランがいくつかあります。
 
電気を使う時間帯によって選択するプランは変わりますので、ライフスタイルにあったものを選ぶことにより、節約につながるかもしれません。

見直すことで無駄を省く

3番目の見直しは保険です。「保険を見直しませんか」というフレーズをよく耳にします。保険屋さんのセールストーク(売り込み)と思われがちですが、それは誤解です。
 
生命保険は、死亡保険・医療保険・年金保険に大別されますが、それぞれ「自分が亡くなった時に残された家族のため」「病気になった時の備え」「老後の生活資金に備えて」と目的があります。
 
加入時にはその必要性が商品の内容とマッチしていて、保険会社の担当者の説明に大いに納得して加入したはずです。ところが5年10年たつと、自身の置かれた環境も変わります。子どもの成長や医療技術の進歩など、欲しい保障と加入している保険の内容が合致していないことが多いのです。
 
もったいない形で加入しているものを整理することで、節約につながる効果は大きいといえます。方法は、「現在から今後必要な保障」と「現在加入している保険の内容」を見比べることです(必要な保障額については、別の機会にあらためて説明したいと思います)。

まとめ

以上の3つを見てきました。情報収集などは必要ですが、手続きをしてしまえば後は何もしなくても節約ができます。自動的に引き落とされることで見逃しがちですが、案外無駄は多いものです。今のライフスタイルにあっているか? がキーワードになりそうです。
 
銀行口座を記帳してみると、使っていないカードの年会費や利用できずにいるスポーツジムの月会費などの記載が見つかることがあります。これらも一気に片付けるとスッキリします。
 
(※)価格.com「電気・ガス料金比較」
 
執筆者:宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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