おうち時間増でスイーツを食べる頻度が増えた人が約半数!中にはお取り寄せをした人も
ファイナンシャルフィールド / 2020年11月27日 10時0分
2020年は、コロナ禍により私たちの暮らしや行動が大きく変わりました。外出を自粛するようになり、ネットで買い物をすることが増えました。
また、旅行に行けなくなったため、遠方からおいしいものをお取り寄せして旅の気分を味わう人も。観光客が減ったこともあり、これまで通販をしていなかった有名店でもオンラインで取り寄せ可能になったりしています。
株式会社Bace(東京都渋谷区)は、「コロナ禍を経て、在宅で過ごす時間が増えた」と回答した東京在住の25歳から49歳の女性111名を対象に「コロナ禍での消費行動」に関する意識調査を実施しました(※)ので、結果を見ていきましょう。
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コロナ禍でオンラインでの購入が増え、おうち時間を豊かにする買い物が増えた
コロナ禍を経て自分の消費行動は変わったと思うかと質問したところ「とても思う」が30.6%、「少し思う」が50.5%となりました。
コロナ禍で消費行動が変わったと思うと回答した人を対象に、どのような変化があったかと聞いたところ、最も多いのが「全般的にオンライン(通販)での購入が増えた」で53.3%と半数を超えました。
以下、「遠方への買い物は控え、近隣店舗での買い物が増えた」(50.0%)、「家の時間を豊かにする購入が増えた」(32.2%)、「こだわりたいものでも実店舗へ買い物に行かなくなった」(31.1%)という順となりました。新型コロナウイルス感染を防ぐためにオンラインショッピングが増えたこと、家での時間を豊かにするための買い物が増えたとのことです。
外での消費が減った分、ちょっと贅沢なスイーツをお取り寄せして、在宅を豊かに
在宅時間の増加によって、スイーツを食べる頻度は増えたかと聞くと、「とても増えた」が19.0%、「少し増えた」が35.1%、合わせて54.1%が増えたと回答しました。「減った」という人はわずか6.3%で、家にいる時間が長いと、つい甘いものを食べてしまうことかわかりました。
コロナ禍前に比べ、自宅で食べるスイーツを選ぶ際に重視する点として、変化したものは何かと質問すると、「味」と答えた人が43.6%で最も多く、次いで「贅沢感」(38.2%)、「特別感」(33.6%)、「素材・材料の品質」(23.6%)となりました。コロナ禍では、「価格の安さ」(23.6%)よりも味や贅沢感、特別感を重視するようになったようです。
コロナ禍を経て、重視するポイントが変化した理由を聞くと、「在宅時間をより豊かに過ごしたいから」(59.6%)、「外での消費先の代わりとして」(29.2%)、「一回の食をこだわりたくなったから」(20.2%)という回答が上位を占めました。
外出が減り、外食代のほか、衣類の支出も減ったという人が増えました。家の時間をちょっと豊かにしたいと、ちょっと高めのおいしいスイーツを買って、プチ贅沢を楽しんだことがうかがえます。
スイーツのオンラインでのお取り寄せは4割が経験
コロナ禍での在宅期間中、スイーツにおいてもオンラインお取り寄せをした経験があるか聞いたところ、「ある」が40.7%、「ない」が59.3%という結果となりました。
オンラインでスイーツを選ぶ際に重視した点では、「贅沢感」がトップで61.4%、他は「特別感」(52.3%)、「味」(50.0%)、「こだわり」(47.7%)という順でした。今年は、これまでオンラインで販売していなかったショップが通販を開始して話題になりましたよね。
コロナ禍においてオンラインお取り寄せスイーツにかけた最高金額を聞いたところ、「1001円~3000円」が43.2%で最も多い結果になりました。次いで「3001円~5000円」が36.4%となり、1001円から5000円で約8割を占めました。
コロナ禍を経て、少し贅沢と思うようなスイーツをオンラインで買うようになったか、または今後買いたいと思うかと尋ねると、「買うようになった」が22.1%、「買っていないが、今後買いたいと非常に思う」が24.1%、「買っていないが、今後買いたいと少し思う」29.6%という回答となり、買っている、もしくは買いたいと思っている人が7割以上いることがわかりました。
寒くなり、新型コロナウイルスの感染者増が心配されるという報道が流れています。インフルエンザの流行の恐れもあります。この冬は、外に出るのをグッとこらえて、おいしいスイーツをお取り寄せしておうち時間を楽しんではいかがでしょう。
[出典]
※株式会社Bace「コロナ禍での消費行動に関する意識調査」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:
FINANCIAL FIELD編集部
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