「“史上最高”に興味がない」 メッシが貫く不変の「バルサ愛」と飽くなき向上心

Football ZONE web / 2018年5月17日 17時30分

■アルゼンチンメディアのインタビューで語る バルサは「世界一のチーム」

 今季2年ぶり25回目のリーガ・エスパニョーラ王者となったバルセロナで、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシはリーグ戦34ゴールを奪うなどエースとして輝きを放ち続けた。下部組織から育ち、2004年のトップデビュー以来14シーズンにわたってバルサ一筋を貫くメッシが、母国アルゼンチンのテレビ局「TyCスポーツ」のインタビューに応じて、不変のクラブ愛と飽くなき向上心について語った。

 1995年にアルゼンチン屈指の名門であるニューウェルス・オールドボーイズでキャリアをスタートさせたメッシ。2000年、当時13歳の時にバルセロナのU-14に入団し、そこから各カテゴリーで驚異的な進化を遂げた同選手はわずか17歳、04年にクラブ史上最年少でトップチームデビューを飾った。

 そこから14年。リーガ制覇9回、スペイン・スーパーカップ優勝7回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回、コパ・デル・レイ優勝6回、クラブ・ワールドカップ(W杯)とUEFAスーパーカップをそれぞれ3回制覇と、数々の輝かしいタイトルを手にしてきた。

 数年前からはマンチェスター・シティ(イングランド)へ移り、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督と再会を果たすなどの噂も上がっていたが、現在30歳のメッシは「バルサを去るつもりはない」と述べ、バルサが“唯一”のクラブであることを主張した。

「世界一のチームだし、世界一の町。私の子どもたちには友だちがいるし、変える必要がない。全てを勝つために戦う。他のところに行って、何かを証明する必要はない」


■「これまでに一度も、自分が一番だなどと言っていない」

 そして自らのプレーについては、「自分のプレーしている過去の試合を見るのは好きではない。私のプレースタイルには多くの新しいものが組み込まれている」と述べ、常に向上心と前向きな考えを持っていることを明かしている。

 しかし、年齢の衰えは感じているようで「コンディションも良いし、スピードもあると感じてはいる。しかし、若い時は何百試合でもできると思うが、今はより試合を選ぶようになった」と述べた。

 またメッシはこれまで、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、現代の“二大スター”として長きにわたって比較され続けてきた。毎年、欧州でプレーする最高の選手に贈られる「バロンドール」も、08年以降の過去10年間はメッシが5回、ロナウドも5回受賞と、この二人が総なめにしてきている。

 ところがメッシは、ロナウドはおろか、サッカー史上に名を連ねたどんな選手とも張り合う気はないようで、「私はこれまでに一度も、自分が一番だなどと言っていないし、二番や三番とも言っていない。“史上最高”になることに興味がないんだ。誰とも競争しない。ただ、毎年、自分自身を向上したいだけ」と、己を磨くことに集中していることを強調していた。


(Football ZONE web編集部)

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