“W杯最軽量”――日本代表MF乾が活躍した意義 「僕みたいに身体が弱い選手が…」

Football ZONE web / 2018年7月13日 7時10分

■ロシアW杯最終メンバー736人中、59キロで大会最軽量の一人となった乾が活躍

 日本代表MF乾貴士が12日、スペイン1部レアル・ベティスの入団会見を駐日スペイン大使館で行った。会見ではロシア・ワールドカップ(W杯)についても話が及び、“大会最軽量”の乾が2ゴール・1アシストと活躍した意義について、「勇気を与えられると思う」と自ら言及している。

 乾は2015年夏からスペイン1部エイバルで3年間プレーし、今夏ベティスへの移籍が決定。W杯前の6月1日に発表し、この日入団会見の運びとなった。今夏のロシアW杯では、日本代表の一員として自身大会初出場を飾り、圧倒的な存在感を放っている。

 グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)で先発に抜擢されて勝利に貢献すると、第2戦セネガル戦(2-2)で1ゴール・1アシストと活躍。さらに決勝トーナメント1回戦ベルギー戦(2-3)では強烈な無回転ミドルシュートを叩き込んで大きなインパクトを残した。日本は惜しくもベスト16で敗れて大会を後にしたが、乾はポジティブな印象を残した一人として国内外のメディアから高評価を得ている。

 ロシアW杯出場32カ国の最終メンバー総勢736人の中で、169センチ・59キロの乾は“大会最軽量プレーヤー”の一人として海外メディアでも注目され、メキシコ代表MFハビエル・アキーノ、モロッコ代表MFムバラク・ブスファと並び最も体重の軽い選手だった。大会での乾は全4試合(先発3試合)に出場し、日本代表全6ゴール中半分の3ゴールに絡むなど誰よりも結果を残している。

「僕みたいに身体が弱い選手が海外でやることは勇気を与えられると思う。そういう選手でも世界でやれるということを子供たちに分かってもらえればいいかなと思う」(乾)

 スペインで研鑽を積み続ける男は、これからも子供たちに夢や希望を与える存在となるだろう。ロシアW杯最軽量の日本人アタッカーが世界の舞台で輝きを放った意義は極めて大きい。(大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki)

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