スペイン代表、L・エンリケの監督就任発表 前指揮官が吐露「裏切られたと感じている」

Football ZONE web / 2019年11月19日 23時16分

■好成績を残すも退任となったモレノ監督、突然の交代劇に驚き露わ

 スペインサッカー連盟(RFEF)は19日、ロベルト・モレノ監督の退任と、それに伴いルイス・エンリケ氏の就任を発表した。スペイン紙「AS」によれば、わずか半年足らずでの退任となったモレノ監督は「裏切られたと感じている」と話しているという。

 再就任の形となったエンリケ氏だが、今年6月には突如として指揮官の座を退任。当時は個人的な事情とされていたが、その後に愛娘のシャナちゃんが闘病中だったことが明らかになった。シャナちゃんは骨肉腫を患い、5カ月間の闘病生活の末、8月に9歳の若さで亡くなっていた。

 そのエンリケ氏の後を継いだのは、当時アシスタントコーチだったモレノ監督だった。欧州選手権を8勝2分と無敗で勝ち抜け、来年のEURO本大会に導いたモレノ監督だが、18日のルーマニア戦(5-0)後に退任が報じられ、一夜明けての正式発表となった。

 モレノ監督はルーマニア戦後には予定されていた記者会見にも出席せず、選手にも涙で別れを告げたという。モレノ監督もエンリケ氏の復帰には以前から賛同していたとも報じられていたが、「AS」紙はモレノ監督に近い筋からの情報として「モレノはルイス・エンリケと(RFEF会長の)ルビアレスに“利用され、裏切られた”と感じている」と報じた。突然の監督交代を完全に受け入れることはできていないのかもしれない。

 記事によれば、RFEFのルビアレス会長はモレノ監督のマネジメントに対する信頼を失い、それが今回のエンリケ氏復帰の大きな理由となっているようだ。同会長はエンリケ氏の復帰への扉を開いたまま待ち続け、ついにそのタイミングが訪れたということのようだ。(Football ZONE web編集部)

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