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WEリーグ唯一の開幕2連勝! 浦和Lが示した女子サッカーの傾向を覆す“打開法”

Football ZONE web / 2021年9月21日 14時30分

■N相模原とのホーム開幕戦で2-0快勝、意図的にワイドを使った攻撃を披露

 日本女子サッカー初のプロリーグ「WEリーグ」が開幕し、20日には初代女王候補の1つ三菱重工浦和レッズレディースがホーム開幕戦でノジマステラ神奈川相模原と対戦し、2-0で勝利した。3,256人の観客の前で浦和は11チーム中、唯一の開幕2連勝となった。

 12日の開幕戦で大宮アルディージャVENTUSを下したINAC神戸レオネッサが今節は試合がなく、17時のキックオフ時点で2連勝の可能性があるのは浦和Lのみだった。そんななか、浦和Lは前半10分にMF猶本光のコーナーキックをDF高橋はながヘディングで決めて先制。後半37分には相手が交代でポジションの混乱を見せている間隙をついてFW菅澤優衣香が追加点を奪った。

 昨季にアマチュア最高峰としてのなでしこリーグを制していた浦和Lだが、このゲームでは大半の時間帯で守備ブロックを低く構えるN相模原と対峙することになった。そこで目を引いたのは、浦和Lが両サイドのタッチライン際までピッチの幅を広く使う位置に選手を置き、そこから攻略する姿勢を見せていたことだった。

 全体的にキック力やフィジカルに劣るとされる日本の女子サッカーでは、近接したエリアに人数が集まった打開が目立つ傾向があり、それは日本女子代表(なでしこジャパン)も例外ではない。しかし、楠瀬直木監督が「意図的にワイドを作って、真ん中(からの攻撃)もやれたらとできたので。ポジションのメリハリができてきたのかなと思う」と話したように、浦和Lの攻撃はそれとは違うダイナミックな面を見せた。

 2点目を奪った菅澤も、最終的な精度に課題を残したことは反省しつつも「横のズレだけだと修正しやすいけど裏狙いは嫌だと思うので、それを見せながら横を使っていこうというのは併用できたと思う」と、サイドに幅を取りつつ、機を見て最終ライン背後への中央突破を狙う攻撃に手応えを話した。

 初代女王を狙う浦和Lは開幕戦で、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの上位が見込まれる同士の直接対決を制した。次節に試合のない浦和は、第4節に大宮VとWEリーグ初の「さいたまダービー」を戦うことになる。Jリーグでは近年、大宮がJ2リーグで戦っているために実現していないカードだが、スタジアムがどのような空気に包まれるかも含めて注目される。(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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