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敵コーチのタオル回収に「そういうこともあるんだ」 当事者の町田22歳DFが回想「ぽいっとやられた」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月31日 22時1分

■浦和のフィジカルコーチ・イグナチュク氏が望月の使おうとしたタオルを回収

 FC町田ゼルビアは8月31日、国立競技場で行われたJ1リーグ第29節浦和レッズ戦で2-2と引き分けた。日本代表に初選出された22歳DF望月ヘンリー海輝は前半45分間のプレーになったなかで、ロングスローを試みる際に浦和のフィジカルコーチに用意してあったタオルを回収されてしまう場面があり、試合後に「そういうこともあるんだな」と笑いを誘った。

 浦和戦までリーグ戦17試合に出場していた望月は、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う9月シリーズの日本代表メンバー27人に選出。この試合も同じく森保ジャパンに名を連ねたGK谷晃生、DF中山雄太とともにスタメンに名を連ねた。

 ホームの町田は前半10分、右サイドのタッチラインを割ったボールを望月が持ち、ピッチサイドに用意されていたタオルで水気を取ってからボールを投げようとした。

 しかし、テクニカルエリアを出ていた浦和のフィジカルコーチであるヴォイテク・イグナチュク氏が、望月のうしろにあったタオルを袋ごと回収。望月は少し唖然とした表情を浮かべつつ、そばに置いてあった別のタオルでボールを拭き、ロングスローを試みた。

 ロングスローは相手選手に弾き返されてチャンスとはならなかったが、イグナチュク氏がタオルで自身の頭を拭く行為に及び、さらには第4審から口頭で注意を受けるような場面もあり、SNS上では「タオル回収した」と注目を集めた。

 このシーンについて望月は試合後、「自分が使おうとしたタオルをぽいっとやられちゃって。近くにもう1つあったのでまあいいかなと、自分の感覚的には(笑)。そういうこともあるんだなという感じです」と笑いながら振り返った。

 望月にとってはA代表選出後初の公式戦となったが、この日は前半45分のみのプレーでDF鈴木準弥と交代。「入りがあまり良くなかった部分はあった」と語り、少なからずプレッシャーがあったことを明かす。

「良くはなかったけど、めちゃくちゃ悪くもなかった。代表のプレッシャーは……、なるべく試合に集中しようとしたけど、少し難しかった部分はある。(初選出を)言われた時は驚きもあったけど、今はやるしかない」

 望月にとっては悔しさの残る試合になったが、初めて経験する日本代表の活動やその後のリーグ戦で借りを返すしかない。(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)

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