とろけるおいしさ。お祝いごとに欠かせない伝統菓子【週末アジア:シンガポール編】

fudge.jp / 2019年8月20日 17時30分

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新連載「週末アジア」は、アジアに精通している女性たちが、おしゃれなショップやカフェ、おすすめスポット、旬のニュースなどをピックアップして、まだまだ知られていないアジアの魅力をお伝えしていきます。週末にぷらっと行ける距離だから、今すぐ旅に出たくなっちゃうかも!?

 

 

なんか甘いもの食べたい。というときのために、シンガポールらしいおやつのご紹介を。

アンクークエという伝統菓子です。

 

 

アンクークエとは、漢字で表記すると紅龜粿。

亀の甲羅を模した赤色の餅菓子で、発祥は中国。

 

中華系ルーツの多いシンガポールでも、旧正月や結婚式、

赤ちゃんが生まれて1か月の記念など、お祝いごとの際に親しまれています。

 

 

このアンクークエの人気店が、「Ji Xiang Ang Ku Kueh(ジー シャン アンクークエ)」。

HDB(公団)の1階にひっそりと店を構えているものの、常に5〜6人が列をなしています。

 

 

Ji Xiang Ang Ku Kuehの店主、トウさんによれば、

シンガポールのアンクークエはもち米粉を使用するためしっかりとした食感が特徴とのこと。

ココナッツミルクで、ふんわりとした甘みと香りがつけられているのもユニークです。

 

 

1985年に住まいの台所でアンクークエを作り、販売を始めたことからビジネスをスタートさせた同店。

そのおいしさから一気にファンが増え、現在の場所に店舗を構えることになりました。

 

 

餅菓子店は街に他にもあれど、30年以上、こちらが人びとを虜にし続けるワケは、

このなめらかでとろけるような餅。秘訣は、徹底した手作りにあります。

餡詰めや成形の工程を手で行うことで、餅の厚みが均一に保てて、舌触りがよくなるのだそう。

 

 

時間が経つと固くなってしまうので、買ったら、

(ちょっと行儀が悪いかもですが)店前のベンチでいただくことをおすすめします。

フレーバーは常時6〜7種。創業時から続くピーナッツとスイートビーンは外せませんし、

ドリアンなど季節もののフレーバーも捨てがたい。1個といわず、いくつか買ってお試しを。

 

 

なお、同店が入っているHDB「Everton Park」には、

コーヒースタンド「Nylon Coffee Roasters」など、他にもすてきなお店が並んでいますので、

周辺散歩も合わせてお楽しみください。

 

 

((スポットデータ))

Ji Xiang Ang Ku Kueh

Block1, Everton Park #01-33, Singapore 081001
8:30(土8:00)〜17:00
日祝休
+65-6324-6460

http://jixiangconfectionery.com.sg

 

 

 

text:Ayako Tada

編集&ライター。2006年、マガジンハウスに入社。雑誌『Hanako』『GINZA』編集部に勤務し、ビューティ、ファッション、グルメなどを担当。結婚を機に2016年よりシンガポールに移住。現在はフリーランスとして「Hanako.tokyo」やシンガポールのローカル誌などで活動中。

Instagram : @tadaayako

 

 

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