ぴいぷる 五木ひろしと坂本冬美、覚悟の大舞台 五木「初共演で『いずれ座長になる人だ』」 坂本「先輩から受け継いだものを次の世代に」

公演第2部はスペシャルショー。2人の大ヒット曲や新曲などが披露される予定だ。

若者に人気の「いきものがかり」の水野良樹が2人のために作詞作曲した「ラストダンス」（2018年）などデュエットソングもあるが、どのようなステージになるのだろうか。

五木「何を歌うかはまだ決めていません。コロナ禍以降、いろいろな制約がありましたが、劇場の生の魅力を感じてほしいと思っています」

2人とも長年、日本の歌謡界で先頭を走ってきた。それだけに歌謡界の未来へ懸ける思いとは。

五木「いつまで歌えるのか…。年齢ではなく、しっかりと歌が歌える限り、歌い続けますよ」

坂本「後輩として、そんな五木先輩の姿勢を自分が継承していきたい。そう思っています」

4年ぶりの共演で深まる絆。〝師弟コンビ〟の覚悟がひしひしと伝わる。

（ペン・波多野康雅　カメラ・須谷友郁）

「五木ひろし特別公演　坂本冬美特別出演」10･31開幕

■五木ひろし（いつき・ひろし）　歌手。1948年3月14日生まれ、76歳。福井県出身。65年、「松山まさる」の名前で17歳でデビュー。現在の名前に改名後、「よこはま・たそがれ」（71年）、「長崎から船に乗って」（同）、「ふるさと」（73年）などヒット曲を連発。NHK紅白50年連続出場は歴代最長記録。

■坂本冬美（さかもと・ふゆみ）　歌手。67年3月30日生まれ、57歳。和歌山県出身。87年、デビュー。「夜桜お七」（94年）、「また君に恋してる」（2009年）などヒット曲多数。

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「五木ひろし特別公演　坂本冬美特別出演」は10月31日～11月21日、大阪・新歌舞伎座で上演。