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「おわびは会長がすべき」NHK〝放送テロ〟謝罪も批判の嵐「誰も見てない時間」に 中国籍スタッフの余罪は「改めて調査」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月27日 11時50分

中国籍スタッフの発言について謝罪するNHKの女性アナウンサー=26日(夕刊フジ)

NHKのラジオ国際放送などでの中国語ニュースのなかで中国籍で40代の男性外部スタッフが沖縄県石垣市の尖閣諸島を「中国の領土」と発言するなど、原稿にない内容を一方的に伝えた「放送テロ」問題で、同局は26日、総合テレビなどで謝罪放送を行った。女性アナウンサーが5分間にわたり経緯などを説明し、「極めて深刻な事態であり、深くおわび申し上げます」と視聴者に謝罪した。

26日午後5時50分から「NHKからのお知らせ」と題して放送された臨時番組では、今回の問題について「国際番組基準に抵触するなど、NHKが放送法で定められた責務を適切に果たせなかったという、極めて深刻な事態であり、深くおわび申し上げます」と女性アナウンサーが繰り返し、頭を下げた。

放送では「尖閣諸島が日本固有の領土であることは歴史的にも国際法上も明らかで、領有権の問題は存在しない」とする政府の公式見解を説明した。中国籍のスタッフは、英語でも「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」と発言していたが、慰安婦問題は日韓政府間で解決済みという政府見解も伝えた。

中国籍のスタッフについては「これまでにも原稿にはない内容を一方的に伝えていたことがないかについても改めて調査する」と表明した。

NHK広報局によると、同様の内容は、同日午後1時からラジオ国際放送とラジオ第2放送の中国語ニュースの番組内でも中国語で放送したという。

謝罪放送をめぐって、ネット上には「おわびはアナウンサーでなく会長など責任ある者がすべきだ」「誰も見ていないような時間」「今回の謝罪放送では、『日本政府の見解と異なる』とは伝えているものの、NHKの見解として『尖閣は日本のものです』とは言わない」など、多くの批判の声が書き込まれた。

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