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郷土の大先輩〝輪島超え〟大の里父が期待 秋場所で2度目の優勝、史上最速の大関昇進が決定的「石川県の偉人…意識します」

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月24日 12時57分

祝勝会で笑顔の(右から)二所ノ関親方、大の里と父親の中村知幸さん=22日、茨城県つくば市(夕刊フジ)

史上最速の所要9場所での大関昇進が決定的な関脇大の里(24)=二所ノ関。父が前途洋々な孝行息子に期待するのは、郷土の大先輩〝輪島超え〟だ。

秋場所で2場所ぶり2度目の優勝を飾り、大関取りの目安「三役で3場所合計33勝」を上回る34勝を挙げた大の里。羽黒山と幕下付出しの豊山、雅山の所要12場所を抜く史上最速の昇進は、25日の臨時理事会で決まる。

千秋楽から一夜明けた23日、大の里は茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見。「最後は気力だと思っていた。大関、横綱になっている人は、みんなきつい闘いを乗り越えている。そこを目指すための試練だと思っていたので突破できてよかった」とホッとした表情を浮かべた。

日体大出身の大の里は幕下10枚目格での初土俵から所要7場所の夏場所で初優勝。日大出身の輪島(幕下60枚目格)の15場所を更新した。次の目標となる横綱昇進の最速記録も輪島の所要21場所で、大の里の父・中村知幸さんは「輪島さんは石川県の偉人。学生(大卒)で横綱になったのは輪島さんしかいないので意識もしています」と話す。

知幸さんは、大の里も小学生の頃にはDVDボックスに収録されていた輪島の相撲をよく見ていたと明かし、「目標は〝輪島超え〟。それで初めて認められるんじゃないですか? 全てにおいて、記録を塗り替えていってほしいと思います」とエール。スピード出世だけでなく、史上7位の優勝14回を上回ることも長期的な目標となる。 (塚沢健太郎)

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