【MLB】大谷翔平は「いたずらっ子だ」 “被害”に遭った同僚ら笑顔…意外な素顔を米誌特集
Full-Count / 2022年5月14日 20時42分
■同僚左腕のサンドバル「とても無邪気なタイプ。楽しいよ」
メジャー5年目も投打二刀流で活躍するエンゼルス・大谷翔平投手。昨季のMVPを米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が意外な形で紹介して話題になっている。大谷が満面笑みを浮かべている写真を表紙に使って「エンゼルスのスター、ショウヘイ・オオタニは伝説的な打者であり、投手であり、そしていたずらっ子だ」とするタイトルの記事を掲載。同僚選手らに様々ないたずらを仕掛けるという“素顔”を取り上げている。
記事は大谷が仕掛けた様々ないたずらの“実例”を紹介している。例えば、ドム・キテイ投手コーチ補佐がウエートルームを訪れた時、大谷は直径1フィート(約30.5センチ)ほどの銀色のゴムボールを顔をしかめながら壁に投げていた。そして突然振り返り「気をつけて!」と声をかけたかと思うと、ボールを投げつけたという。
20ポンド(約9.1キロ)のボールが飛んできたと思ってキテイコーチは身構えたが、実際は空気で満たされた軽くて柔らかいボールだった。その瞬間、大谷は笑い出したそうだ。このいたずらの“犠牲”になったのはキテイ氏を含めて3人いるそうで、同僚の左腕パトリック・サンドバル投手は「彼はいつもふざけているんだ。とても無邪気なタイプだ。楽しいよ」と語っている。
記事はさらに「報道陣の前で話す機会が少ないためか、その人間性が世間に知れ渡るのに時間がかかっている」とした上で、大谷が行った他のいたずらにも言及。ここ数週間で、ベンジー・ギル一塁ベースコーチの胸に飛び込むところや、金網越しに立っていたホワイトソックスファンにボールを投げつけるところ、ダグアウトでバットに心配蘇生を試みる姿などがカメラに捉えられているという。
100マイル(約160.9キロ)の剛速球を投げて400フィート(約121.9メートル)の打球を飛ばす大谷。記事は「もしかすると球史で最も才能溢れる選手であり、同時にとても面白い」と伝え、ペリー・ミナシアンGMのコメントを紹介する。「彼の野球に対する姿勢やルーティンは常識外れだ。分単位でね。でも、リラックスして冗談を言って回ることができる時間もある。見ていてとても楽しいよ」。
■マドン監督「彼はとてもよくクスクス笑う」
2021年シーズン開幕前にGMに就任したミナシアン氏は大谷のルーティンに関して2点変更した。1つは登板前後の“休み”を撤廃したこと、もう1つがトレーニングプログラムの変更だった。それまでは打撃練習の時間を確保するために投手のフィールディング練習を免除するなど、投手練習と野手練習をそれぞれ完全な形でこなすことはなかった。しかし、球団は投打両方で完全に練習に参加できるようにスケジュールを調整した。
大谷と一緒に過ごす時間が増えたチームメートはその“素顔”に触れる機会も増え、驚くことも増えた。「最初はとてもびっくりしたよ。『ワオ、分かったよ、ショウ、君は面白い面もあるんだね』って感じだった」とブランドン・マーシュ外野手は語る。
英語は年々上達しているが、細かいニュアンスは通訳の水原一平氏がサポートする。しかし、多くのギャグは通訳を必要とせず「言葉の壁はそれほど気にならなくなっている」と記事は指摘する。ウエートボールのいたずらや、驚いた表情などの大げさなリアクションはその一例のようだ。
ダグアウトではチームメートの背後から肩をちょんと触り、振り返った時に知らんぷりするのが好きだという。「クラッシュ・ロワイヤル」というゲームで勝った時には驚くほどニンマリする。大谷の笑いは子どものように無邪気で、他の人もつられやすいそうだ。ジョー・マドン監督は「彼はとてもよくクスクス笑うんだ」と述べている。
先日の事、ロッカーでサンドバルが振り返ると大谷がじっと見つめていた。「本気なの?」とサンドバルが聞くと、大谷は「本気なの?」と真似して返し、「いじめっ子だな!」とサンドバルが言うと2人で笑い合った。数週間前、二塁打を放った後に生還すると、ベンチに倒れ込むように座り「うーん」とうめき声を上げた。チームメートが「どうした?」と聞くと、大谷はため息をつき、一呼吸置くと完璧なタイミングで「ホームランボールだった」と言ったそうだ。チームに完全に溶け込んだことが分かる爆笑エピソードの数々。エンゼルスというチームで大谷は伸び伸びとプレーしている。(Full-Count編集部)
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