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大谷翔平の43号にレジェンドOB仰天「打席から4歩」 他の選手と異なる“圧倒的スキル”

Full-Count / 2024年8月31日 18時28分

ダイヤモンドバックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■ハーシュハイザー氏「バックスピンをかけ、豊富なパワーです」

【MLB】ドジャース 10ー9 Dバックス(日本時間31日・アリゾナ)

 ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦の8回に43号本塁打を放った。2回には今季43盗塁を決めており、史上初の「43本塁打&43盗塁」に到達した。快挙に地元放送局は「歴史を追い求めています」などと伝えた。

 4点リードの8回2死。右腕ポール・シーウォルドの93マイル(約150キロ)直球を大谷が捉えた。打球は左翼席へ。打球速度99マイル(約159.3キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)、角度32度の一撃だった。打球速度180キロ以上や飛距離130メートル以上の一撃を普段から量産する大谷にしてみれば、数字面では完璧に捉えたとは言い難かったが、それでも逆方向にスタンドインさせる衝撃の一打だった。

 死球で出塁した2回には今季43個目となる盗塁を決めており、史上初の「43-43」に到達。ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デービス氏は「入りました! 43-43になり、歴史を追い求めています」と伝えた。

 通算204勝で1988年にサイ・ヤング賞に輝いた解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も絶賛。「バックスピンをかけ、豊富なパワーです。(打った後に)打席から4歩出た後、(本塁打と思って)小走りになる逆方向へのホームランを打てる選手は何人いるでしょうか? たくさんはいませんね」と評した。(Full-Count編集部)

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