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ベテラン栗山弾で西武が逆転勝利 助っ人の好投で鷹、ロッテを下す 31日パ・リーグ結果

Full-Count / 2024年8月31日 22時24分

日本ハム戦に出場した西武・栗山巧【画像:パーソル パ・リーグTV】

■オリ宮城、8回115球7奪三振無失点の好投で5勝目

 パ・リーグ公式戦が31日、3試合が行われ、西武が8回に逆転して日本ハムに2-1で勝利。ソフトバンクは敵地でロッテを4-1で下した。オリックスは楽天に6-0で勝利し、3連勝とした。

 西武先発の今井達也投手と日本ハム先発のドリュー・バーヘイゲン投手が、スコアボードにゼロを並べる投手戦を披露。7回、今井はピンチを招き、上川畑大悟内野手のスクイズで先制点を許した。8回にもピンチを招いたが、源田壮亮選手の好守で無失点に抑える。

 その裏、先頭の外崎修汰内野手が二塁打で出塁し、犠打で三塁へ。1死後に、代打で入った栗山巧外野手が今季1号2ランを放ち、逆転に成功した。9回裏はブライアン・アブレイユ投手が締めて2-1で試合終了。今井が8回115球5安打2四球5奪三振1失点で7勝目を挙げた。敗れた日本ハムはバーヘイゲンが7回88球2安打1死球4奪三振無失点の好投。打線はスクイズで1点を先制するも追加点を得られず、継投も誤算だった。

 ソフトバンク先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は初回に連打で1点を失ったが、以降は要所を締めて無失点に抑える。7回106球7安打1四球7奪三振1失点でマウンドを降りた。打線は2回、近藤健介外野手の18号ソロで同点に追い付くと、6回には2死ニ、三塁から石塚綜一郎捕手の2点適時打で勝ち越しに成功。7回表には今宮健太内野手に4号ソロが生まれた。

 そのまま4-1で勝利し、スチュワート・ジュニアが8勝目をマークしている。敗れたロッテは、先発のCC・メルセデス投手が6回104球5安打4四球5奪三振3失点で8敗目。打線は7安打も1得点に終わった。

 オリックスの先発・宮城大弥投手は、初回に1死満塁のピンチを背負うが、無失点で切り抜ける。以降は7回まで相手打線を1安打に抑える安定した投球を披露した。岸孝之投手に苦戦していた打線だが、4回に頓宮裕真捕手の6号ソロで先制すると、6回にも、頓宮の二塁打から好機を作り追加点をあげた。

 さらに7回、西川龍馬外野手、紅林弘太郎内野手の連続適時二塁打で2点を追加し、最終的に6-0に。宮城は8回115球5安打2四球7奪三振無失点の好投で5勝目を挙げた。一方敗れた楽天は、岸が5回114球8安打2四球7奪三振1失点も、救援陣が5失点と粘り切れず。打線も初回の好機を生かせず、完封負けを喫した。

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