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イチロー氏は「1番・投手」、松井秀喜氏が「4番・中堅」 高校女子選抜戦で“夢の競演”

Full-Count / 2024年9月23日 11時28分

練習前に会話する松井秀喜氏とイチロー氏【写真:矢口亨】

■「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」のスタメンが発表された

「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」は23日、東京ドームで「高校野球女子選抜強化プログラム」の一環で4年連続となる試合を行う。試合前にスタメンが発表され、イチロー氏が「1番・投手」で出場、初参戦の松井秀喜氏が「4番・中堅」で出場する。

 2022年から3年連続での出場となった松坂大輔氏は「3番・左翼」と発表された。

 イチロー氏はこれまで3年連続で「9番・投手」で先発。2021年は、9回147球を投げ完封勝利。2022年は9回131球を投げ、2安打1失点14奪三振で完投勝利。昨年は5安打9奪三振で完封。女子選抜との試合で初めてとなる安打をマークするなど4打数2安打だった。

「高校野球女子選抜」との対戦は2021年から行われ、今回で4度目。東京ドームでの開催は3度目となる。10月に背番号と同じ「51」歳を迎えるイチロー氏を祝福するべく、今回は松井氏が参戦した。

 日本やメジャーで同時期に大活躍したイチロー氏と松井氏は、現役時代は1996年の日米野球、2003年、2004年のMLBオールスターで同じチームとしてプレーしたことはあるが、同じユニホームを着るのは2014年のヤンキースキャンプで、松井氏が臨時コーチを務めた時以来となる。

 来場に配布されたパンフレットでは、イチロー氏からチームメートへの「ひとこと」が掲載されたが、松井氏の欄でイチロー氏は「あまり知られていないが、中学の頃からお互いの存在を認識し、高校時代は交流試合でしのぎを削った。この試合のコンセプトに賛同してくれ、東京ドームに選手として55番が戻ってきてくれる。初めて同じユニホームを着てフィールドに立てることがとても嬉しい」とコメントした。(Full-Count編集部)

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