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佐々木朗希とド軍の“密約”を全否定 代理人が主張、米報道「私の誠実さを侮辱」

Full-Count / 2024年11月23日 19時17分

ロッテ・佐々木朗希【写真:小池義弘】

■佐々木朗希の代理人、ジョエル・ウルフ氏は噂の広がりに「公正さに欠ける行為」

 ポスティングシステムを利用しての米挑戦を表明しているロッテ・佐々木朗希投手について、ドジャースとの密約があると噂されていることに対し代理人のジョエル・ウルフ氏が言及。「私の誠実さを侮辱している」として、受けた米メディアの取材の中で反論した。

 11月10日(日本時間11日)に米ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者がロッテのダラス・カイケル投手に行ったインタビューで、カイケルが「ドジャースとの契約が成立したという噂を聞いたことがある」と発言。その発言が広まり、米国内で“密約”があるのではという声が拡散していった。

 これを受けて米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者が21日(同22日)に「ロウキ・ササキの代理人が密約の噂について(ありもしない噂を流すことは)公正さに欠ける行為」と反論する記事を掲載。記事では「複数のフロント幹部は、結末はあらかじめ決められているとのだと、絶えず憶測している。彼らはササキがドジャースに入団することについて、何かしらの密約を交わしたのではないかと疑っている」と噂の現状を伝えた。

 さらに「非公式ではあるものの、こうした噂について球団の上層部の人物らがコミッショナーオフィスに話を持ち込んでおり、ドジャースの上層部もそのことについて耳にしている」として、関係者の情報を明かしている。

 同メディアはジョエル・ウルフ氏の「多くの(球団)幹部は私のことをよく知っているはずだ。(彼らとは)多くの仕事をしているはずだ。何かしらの不正な合意に私が関わっているとほのめかすことで、私の誠実さを侮辱している。現実に、これはスポーツマンシップに欠ける行為だ」として真っ向から疑惑を否定した。若き日本の宝を巡る争奪戦は、どのような展開となるのだろうか。(Full-Count編集部)

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