上沢獲得で煽りを受ける鷹投手陣 激化する“枠”争い…元最多勝右腕やドラ1左腕も正念場
Full-Count / 2024年12月29日 16時31分
■ソフトバンクは上沢を獲得…小久保監督が想定する「先発7枠」
ソフトバンクはこのオフ、レッドソックス傘下3AウースターからFAになっていた上沢直之投手を獲得した。30歳右腕は2024年、メジャーで2試合に登板して勝敗は付かず、防御率2.25。マイナーでは20登板で5勝4敗、防御率7.63と苦しんだ。しかし、2023年まで在籍した日本ハム時代には通算70勝を挙げており、実力は折り紙付きだ。
ソフトバンク投手陣は2024年、リーグトップのチーム防御率2.53をマークした。小久保裕紀監督は2025年に向けて「先発7枠」を想定しており、有原航平投手、リバン・モイネロ投手、カーター・スチュワート・ジュニア投手の開幕ローテーション入りを明言している。
残り4枠を争う形となる先発陣。上沢がその一角に食い込めば、残りは3枠となる。そこに2024年8勝の大関友久投手や、7勝の大津亮介投手、34歳の東浜巨投手が加わってくることが予想される。
大関は2024年にキャリアハイの8勝をマーク。20試合に先発して防御率2.50と、安定した成績を残した。先発転向1年目だった大津は19試合に先発して7勝7敗、防御率2.87の成績を記録した。1年間ローテーションを守るだけの力は見せただけに、3年目はさらなる進化に期待がかかる。
一方、近年は思うような成績を残せていないのが東浜巨投手だ。2017年には16勝を挙げて最多勝を獲得したが、2024年は11先発で3勝2敗、防御率3.33に終わった。通算72勝と経験は十分で、先発ローテ返り咲きを狙う存在だ。
若手も、虎視眈々と先発枠を狙う。2024年にプロ初勝利を挙げた松本晴投手や前田純投手らは、上沢の影響を受けることになりそうだ。高卒ルーキーながら1年目に1軍デビューを果たした前田悠伍投手も、さらなる成長が必要だろう。石川柊太投手がロッテにFA移籍した際、三笠杉彦GMは「課題は投手力」と語っていた。先発投手陣のハイレベルな競争がいい方向に向かえば、上沢獲得は意味のあるものになるだろう。(Full-Count編集部)
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