12球団屈指の“大当たり” ビシエド首位打者、ガルシア13勝…中日の助っ人を診断

Full-Count / 2018年11月18日 10時10分

中日のダヤン・ビシエド【写真:荒川祐史】

■ビシエドは首位打者&最多安打、アルモンテも打率.321

 2011年以降遠ざかっているセ・リーグ優勝を目指した中日。2016年途中からチームを率いた森繁和監督が3年目を迎え、オフにはソフトバンクを退団した松坂大輔投手が加入した。春季キャンプから大きな注目を集めたが、結果的にはセ・リーグ5位に沈み、球団ワースト記録を更新する6年連続Bクラスに終わった。

 とにかく苦しいシーズンだった。小笠原や田島、又吉、大野雄などチームの中心として計算されていたはずの投手が軒並み不振、不調。チーム打率はリーグ2位の.265をマークしたが、防御率4.36と12球団ワースト。リードを奪っても終盤に逆転される試合が相次いだ。何度も上位に手を届かせながら、好調が長続きせずに順位を落とした。かつては“投手王国”と呼ばれたが、その姿は今の中日にはない。

 ただ、今季の中日、助っ人外国人は12球団で1、2を争う“当たり”だった。投打ともに外国人が大活躍を収めたのだが、裏を返せば、彼らの存在がなかったら、目も当てられない状況になっていたともいえる。

 まず、投手ではガルシアが先発ローテの柱として大車輪の働きを見せた。開幕前は同じく新加入だったメジャー通算51勝のジーが大きな期待を背負ったが、血行障害を訴えて離脱。その穴をガルシアが補って余りあるだけの活躍を見せ、13勝、防御率2.99をマーク。ガルシアに続くのは松坂と笠原の6勝。チームで唯一2桁勝利を収めた。

 打者ではビシエド、アルモンテ、モヤとそれぞれが活躍。2016年に来日して3年目を迎えたビシエドは、米国市民権取得のために一時離脱したが、135試合に出場。8月には月間47安打のセ・リーグ記録を樹立。打率.348、178安打で首位打者と最多安打のタイトルを獲得した。

 アルモンテは開幕直後から打ちまくり、チャンスでの勝負強さを発揮して6試合連続打点をマークするなど、中日打線に欠かせぬ存在に。中盤に打撃不振に陥ったものの、終盤にかけて復調し、来日1年目で打率.321をマークした。序盤、不安を露呈していた左翼の守備も徐々に改善されていった。

 モヤは外国人枠の関係でファーム暮らしが長かったが、ビシエドの渡米中にその穴を埋める大活躍。その後も代打などでの起用が多かったものの、46試合で打率.301をマークした。途中加入のロドリゲスも中継ぎで26試合に投げて、防御率2.30。左腕ではNPB史上最速となる159キロをマークし衝撃を与えた。

【中日の今季助っ人成績】
ジョエリー・ロドリゲス投手
26試合0勝3敗1セーブ9ホールド 27.1回 26三振 2.30

ディロン・ジー投手
4試合0勝3敗0セーブ0ホールド 27回 16三振 4.00

オネルキ・ガルシア投手
27試合13勝9敗0セーブ0ホールド 168.2回 132三振 2.99

ライデル・マルティネス投手
7試合1勝3敗0セーブ0ホールド 21.2回 14三振 6.65

ソイロ・アルモンテ外野手
132試合498打数160安打15本塁打77打点 .321 OPS.861

スティーブン・モヤ外野手
46試合93打数28安打3本塁打16打点 .301 OPS.787

ダヤン・ビシエド内野手
135試合512打数178安打26本塁打99打点 打率.348 OPS.974(Full-Count編集部)

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