「あそこまで早い投手はパにいない」―鷹・工藤監督が語った虎・青柳攻略の難しさ

Full-Count / 2019年6月13日 9時39分

阪神・青柳晃洋【写真:荒川祐史】

■ホークス打線はわずか4安打しか放てず完敗、森ヘッドコーチは「イメージと違った」

■阪神 8-2 ソフトバンク(交流戦・12日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは12日、本拠地ヤフオクドームでの阪神戦で8-2と完敗した。打線が阪神先発の青柳の前にわずか4安打しか打てずに、先発の和田を援護できなかった。日本ハムにかわされ、パ・リーグ3位に転落、交流戦首位からも陥落した。

 打線が繋がらない。前日はメッセンジャーら阪神投手陣の前に5安打2得点に終わったソフトバンク打線。この日も青柳の右サイドハンドから繰り出すボールに苦戦した。奪った得点は3回の適時内野安打と6回のソロ本塁打の2点だけ。そのどちらも1番に入った福田が叩き出したものだった。

 福田が2安打、残る2本は4回のグラシアルの右前安打、そして5回の明石の中前安打だけ。4番のデスパイネ、5番の松田宣、7番の内川とポイントゲッターとなるべき主軸が2試合連続で無安打に終わった。

 7回を4安打に封じられた青柳。工藤公康監督は苦しめられた右腕について「良かったですね。走者がいる時のクイックだったり、あそこまで早い投手はパ・リーグにもいない。合わせるのに時間がかかった」と語り、青柳の独特のフォームと球筋に苦戦の要因を見出した。

 また、森浩之ヘッドコーチは「今年1番コントロールが良かったんじゃないかな。ロッテ戦の時のイメージとは違った。打ちにくいとは聞いていたけど。ロッテ戦では入っていなかったスライダーが邪魔になった。ストレートも思った以上に動いてくる」と分析した。

 対左打者の対戦成績が落ちる青柳だが、現在のソフトバンクは柳田、上林、そしてこの日登録抹消となった中村晃と主力の左打者を欠く状況。それだけに、森ヘッドは「いま左がいないからね。いたらやっつけられる」と強気に語っていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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