【プレミア12】侍ジャパン、韓国倒して10年ぶり世界一! 稲葉監督は涙、東京五輪金メダルへ弾み

Full-Count / 2019年11月17日 22時3分

侍ジャパンが5-3で韓国に勝利し「プレミア12」初優勝【写真:荒川祐史】

■2回に山田が逆転3ラン、7投手が決死のリレーでリードを守り抜く

■日本 5-3 韓国(プレミア12・17日・東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」は17日、東京ドームで「第2回WBSCプレミア12」決勝の韓国戦に5-3で勝利し、世界一に輝いた。初回に3点を先制されながら、2回に山田哲人内野手(ヤクルト)が3ランを放って逆転。2番手の高橋礼投手(ソフトバンク)から7投手が決死のリレーで繋いでリードを最後まで守り抜いた。2015年の第1回大会では準決勝で韓国に敗れていた侍ジャパン。4年前の雪辱を果たす初優勝となった。

 波乱の幕開けだった。初回、先発の山口が先頭のイ・ジョンフに四球を与えると、続くキム・ハソンには左翼スタンドへと運ばれる先制の2ランを浴びた。さらに2死となってから5番のキム・ヒョンスにも右中間スタンドに運ばれるソロを被弾して、いきなり3失点を喫した。

 侍ジャパン打線は初回3失点を喫した直後、4番の鈴木誠也外野手(広島)の適時二塁打で1点を返した。さらに、2点ビハインドの2回2死一、二塁の好機で山田が左翼スタンド中段に飛び込む3ランを放って逆転に成功。試合をひっくり返し、1点のリードを奪った。7回には浅村栄斗内野手(楽天)の右前適時打で大きな追加点を奪った。

 決死の継投策でリードを守り抜いた。2回からは中4日での登板となった高橋礼投手(ソフトバンク)が2イニングを無失点。4回から田口麗斗投手(巨人)が2回をゼロに封じると、6回を中川皓太投手(巨人)、7回を甲斐野央投手(ソフトバンク)、8回を山本由伸投手(オリックス)と繋ぎ、最後は山崎康晃投手(DeNA)に。守護神が韓国打線に反撃を許さずに、ついに歓喜の瞬間を迎えた。ゲームセットの瞬間を見届けると、稲葉篤紀監督は思わず感極まり、涙を流した。

 2015年に行われた第1回のプレミア12では、準決勝で韓国に敗れて優勝を逃していた侍ジャパン。4年前の雪辱を果たし、主要な国際大会では2009年の第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)以来となる、10年ぶりの世界一に。金メダルを目指す来年の東京五輪に向けて、最高の形で“プレ五輪”を制した。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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