西武惜敗でCS争いは大混戦“三つ巴”に…辻監督「せめて2点に抑えてほしかった」

Full-Count / 2020年10月30日 22時55分

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

■鷹・東浜の前に8回まで無得点…9回に反撃「プラスにとらえたい」

■ソフトバンク 4-3 西武(30日・メットライフ)

 ついに三つ巴だ。大逆転クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す3位の西武は30日、本拠地メットライフドームでソフトバンクに3-4で惜敗。2位ロッテとは1ゲーム差のままだが、4位の楽天に0.5ゲーム差に肉薄され、CS争いは3球団が1.5ゲーム差内にひしめく大混戦となった。

 相手先発の東浜には、手も足も出なかった。4回には先頭の源田が中前打で出塁したが、続く森の中前への飛球を中堅・柳町にダイビングキャッチされ、エンドランで一塁を飛び出していた源田も刺され、併殺でチャンスの芽を摘んだ。以降、5回から8回までは無安打(3四球)と沈黙した。

 9回には、2番手の嘉弥真から1点を奪い、さらに守護神・森に対し2死から中村が9号2ランを放って1点差としたが、不振にあえぐ山川が空振り三振に倒れ、あと一歩届かなかった。辻発彦監督は最後の粘りを「プラスにとらえたい」と語った。

 もっとも、既にリーグ優勝を決めているソフトバンクは、東浜に無理をさせず、8回108球3安打無失点で降板させたが、本来なら完封されていてもおかしくない流れだった。東浜には前回対戦した24日にも、7回1安打8奪三振無失点と完璧に抑えられたばかりだ。

 一方、西武先発は、今井の体調不良を受け、本来中継ぎの平井が9月10日以来今季4度目の先発を任された。2回に栗原に16号2ランを浴び、3回には中村晃の内野安打の間に追加点を許して、5回4安打3失点だった。上々の出来と言えるが、辻監督は「相手が東浜だから、3点は大き過ぎる。ホームランが痛かった。せめて2点に抑えてほしかった」と語った。偽らざる本音だが、緊急先発の平井には酷だろう。「もっと早めに点を取れればよかったが、東浜はコントロールがいいし、大崩れしない」と脱帽するしかなかった。

 西武は残り9試合。CS進出争いの行方はもはや、全く予想がつかない。ただ、どこが進出しても、ソフトバンクの千賀、東浜の2枚看板の牙城を崩すのが至難であることは、間違いない。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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