スマートハウス、HEMSでエネルギーをコントロールする未来

FUTURUS / 2014年11月2日 12時5分

いま、住宅自体がエネルギーを管理する時代が来ている。

太陽光発電などを備えたエコロジーな住宅の場合、昼間に太陽光で発電しながらリチウム蓄電池に蓄電し、夜間や雨天ではリチウム蓄電池からも電気が取り出せる。

しかしスマートハウスはもう一歩進んでいて、ホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)を使ってエネルギーの全体像を「見える」化しているのだ。スマートハウスについては過去に「意外と知られていない「スマートハウス」の定義とは」でもまとめている。

HEMSは電力会社からの電気や、太陽光発電や燃料電池発電など自家発電の電気を電気料金の価格帯や自家発電の発電状況に合わせて適宜選択したり、各部屋の電気の使われ方をモニターしたりするなどして大きな節電効果を発揮する。

また、ヒートポンプ式給湯器エコキュートやスマートエアコンなどの対応電気機器を、電気料金の安い時間帯に稼動させるコントロール機能も持っており、電力のピークシフトにも一役買っている。

特にHEMS対応エアコンなどは、部屋の使用状況なども感知して室温制御や電源の入切制御も可能となる。

トヨタホームのスマートハウスであれば、プラグインハイブリッドのプリウスPHVの充電状況なども一目でわかり、また外出時間に合わせて充電開始時間を設定することも可能だ。

また、三菱電機株式会社が10月に発売すると発表したHEMSの新製品「HM-ST03」もEVとの連携機能を備えており、EVで外出予定を登録することにより最適な放充電を自動的に設定してくれるという。クラウド対応で外出先からスマホでエネルギー管理ができるのも同様だ。

以上のように、省エネ意識が高まる昨今において、統合的なエネルギー管理を担うHEMSなどの仕組みは益々ニーズが高まることが予想される。各家庭にとっては電気料金を減らせるという分かりやすい恩恵もあるため、各サービスの動向を今後もチェックしていきたいところだ。

*参考:エネルギーを創り効果的に使うスマートハウス|住宅・ハウスメーカーのトヨタホーム

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