将来は宙を飛ぶ?EV時代の「スケートボード」とは

FUTURUS / 2014年10月3日 8時1分

米国の若者達に人気の「スケートボード」。

スケボーと言えば、つい米SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BACK TO THE FUTURE)」を思い浮かべてしまう。

筆者を含め、シリーズ第4作の登場をずっと待ち望んでいるFANも多いのでは?

中でもマイケルJフォックスが操る「HOVER BOARD(ホバーボード)」は特に印象的だった。

この「HOVER BOARD」は未来版のスケートボードで車輪が無く、地上から浮遊するのが特徴。

路面との摩擦が無いので騒音が無く、ひと蹴りで移動できる距離はスケートボードに勝る。

映画上では重力に反して浮遊する設定だが、それを将来現実のものにしようとしている「MIT(マサチューセッツ工科大学)」の大学院研究チームが存在する。

「HUVr Tech」チームが製作したイメージ動画はYouTubeで1,400万以上の膨大なアクセス数を誇っており、この浮遊式スケートボードに「HOVER BOARD」ならぬ「HUVr BOARD」と命名。

映像がリアル過ぎて驚かされるが、これはあくまでPR用。とは言え、大いに夢を抱かせてくれる。

■ EV顔負けのスケートボード登場

一方、浮遊しないまでも、路上を電動で滑走するスケボーなら既に実在する。

「ZBoard」がそれで、何と坂道も上れる。早い話がマイクロEVだ。

最上級モデルでは1充電あたりの航続距離が18マイルで満充電まで約5時間。

400Wのモーターにより最高速度は18mph、加重センサー付きの本格派(約1,000ドル)。


■ 発電するスケートボードも

もう少しライト感覚なところでは「発電」するタイプが存在、その名も「チャージボード」。

こちらは通常の人力タイプだが、ボード裏面にダイナモ(発電機)を搭載しており、後輪シャフトが回転するとバッテリーが充電される仕組み。

小一時間ほどスケートを楽しむと、「iPhone」を約8時間稼動可能となり、ボードに装着されたステレオ・スピーカーでお気に入りの音楽を聴けるという、まさに一石三鳥の自己発電型スケボー。

オランダのロッテルダムにあるウィレム・デ・クーニング・アカデミーの学生が卒業研究で製作したもので、現在は試作段階だが、まもなく商品化する予定と言う。

機構部本体には「iPhone」の挿込み口とUSB端子を備える。

■ 「IoT」でさらなる発展性に期待

話題の「IoT (Internet of Things)」として、インターネット経由でウエアラブル型のデバイスと組合わせればさらなる発展性も考えられる。

例えば「チャージボード」にセットしたスマートフォンとカメラ/GPS内蔵のヘルメット型ディスプレイ「SKULLY」の組合せや、「Google Glass」の充電用などにも威力を発揮するかもしれない。

ハンズフリーで楽しむスケートボードだけに、ヘルスケア用途などのウエアラブルとの相性も良さそうだ。

*参考:HUVr Tech、ZBoard、CHARGEBOARD

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