3Dプリントペンで何もない空間にモノを描こう

FUTURUS / 2014年10月29日 19時30分

当サイトの読者のかただったら、3Dプリンターはご存じのひとがほとんどだろう。

樹脂などを積層していき、立体造形を作ることができる装置だ。では、3Dプリントペンというものはどうだろうか? いってみれば、プリンターに対するペン。つまり印刷機に対してフリーハンドで描いていく道具である。

といっても、3Dプリントペンをご存じないひとは、なかなか想像しにくいかもしれない。それなら下の動画を見ていただければ一目瞭然だろう。

おわかりになっただろうか。ペン状の器具の先から、樹脂を出しては瞬時に硬化させていき、立体造形を作っていくことができるデバイスだ。

3Dプリントペンというものは、恥ずかしながら私も今回初めて知ったのだが、じつはもう何アイテムも市販されている。原理的にはそれほど難しくないようだ。これまで発売されたものは、ペンの中でABSやPLAといった樹脂を加熱して溶かして押し出し、急速に冷えて固まることで立体ができるというわけだ。

■ 光硬化樹脂を使って安全性を確保

ただ、今回紹介するPolyes Q1は、熱で樹脂を溶かすタイプとは仕組みが異なる。ABSやPLA樹脂ではなく、液体の光硬化樹脂を素材に使う。そして、ノズルから樹脂が出たところで青色LEDの光を当てて硬化させるという方式をとっているのだ。

そのため、これまでの3Dプリントペンのように、先が熱くなったり、臭いが出たりすることがなく、安全かつスマートに使える。またLEDで目を痛めることがないような安全策もとられているという。したがって、子供でも安心して立体造形を”落書き”できるのだ。

また熱の代わりにLEDの光を使うため、消費電力が少なく、コードレスで使うことができる。さまざまな色のインクを使うことも可能だ。樹脂が出てくるスピードはペンについたキーで調整することができる。

3Dプリンターが、特定のソフトウェアを使ってデザインしたものでないと作れないのに対し、3Dプリントペンはフリーハンドなので、手軽に使うことができる。子供が遊ぶのにもいいし、アート作品の製作にも使えるだろう。どんなものができるか、わくわくさせるアイテムだ。

*出典:Future Make

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