ロボット店員が普及したら人間は何をするのか

FUTURUS / 2014年11月9日 17時30分

ホームセンターで探し物をしているとき、店員さんに聞いても、即答してもらえるとはかぎらない。「少々お待ちください」といわれて待たされることもある。それはそれでしかたがないだろう。なんたってホームセンターはたいがいデカくて、無数の商品を扱っているのだから。

でも、店員さんがすべての商品の売り場を把握していたら、それにこしたことはない。しかし、あの巨大なホームセンターでそんなことは可能なのだろうか? おそらく可能だ。ロボット店員なら。

アメリカのホームセンター大手Low’sが、売り場を案内してくれるロボット店員を導入した。ただ本格採用ではない。ロボットが買い物客と人間のスタッフの両方にどのようなメリットをもたらすかをリサーチするための試用だ。導入されたのは2機。導入された店舗はカリフォルニア州サンホセのオーチャード・サプライ・ハードウェア店だ。

OSHbotと名づけられたこのロボット、客がほしいものを伝えると、売り場に案内してくれるほか、その製品の販促情報や在庫情報を教えてくれる。動画のなかでもスペイン語をしゃべっている場面が出てくるが、複数の言語に対応しているところもありがたい。

また、このOSHbotはスキャニング機能を搭載していて、客が「これがほしい」と現物を持ってくれば、そのモノをスキャンして特定し、売り場を教えてくれる。

ほしいものの名称がわからなかったり、こみいった相談をしたいときにロボットに通じるのかと思うかもしれない。そういうときOSHbotは人間のエキスパートと連絡をとってくれて、画面を通じて相談することができる。なまじっか担当者をひとり連れてくるよりも早いかもしれない。

■ 人間の店員にもメリットが生じる?

このロボットが簡単な対応をしてくれれば、人間のスタッフはより高度な仕事に専念できる。また、在庫の把握も容易になり、ほかの売り場にいる店員との情報伝達もしやすいというメリットが考えられるという。

これからのクリスマス商戦の時期に、このOSHbotがどんな活躍をするのか、それによって人間のスタッフがどんなメリットを受けるのか注目したい。人間は怠けるか、はたまた別の仕事に精を出すか。その結果によっては、ロボット店員はほかの店舗にも拡大されていくかもしれない。

*出典:Low’s NEWSROOM -The Future of Shopping has Arrived and its Name is OSHbot-

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