3Dプリンターでクルマを作ったあの会社が次に挑むモノ

FUTURUS / 2014年11月10日 16時23分

まさに、「大人のオモチャ」。

三輪車で、ドリフトしまくれる超おもしろ乗り物登場。その名は、「Verrado Drift Trike」。


■ アメリカらしい、素直な気持ちが商品へ

前輪は20インチタイヤ。スポークはBMXの流用。リアタイヤがゴーカート用の10インチ。その表面にプラスチックの枠。リチウムイオン二次電池を後輪軸の中心に置き、前輪の院ホイールモーターを駆動する。

前輪がグイグイ引っ張って、ステアリングを切ると、後輪はいとも簡単にスライド。フルカウンターを切りながら、ドリフト走行が楽しめる。

この三輪車。ターゲットユーザーは子どもではない。大人向けの、プレジャートライク(三輪車)である。なんともアメリカ的発想。日本ではこんなこと、やろうとも思わないのでは?


■ 夢を叶える「Local Motors」の躍進は続く

このドリフトトライクが形となったのは、Local Motorsのおかげ。同社はネット上で、乗り物に関するアイディアを募集。そこに会員や一般から投票してもらう人気投票を行なう(参考:次世代マーケティング「共創」でクルマを作ってしまった)。

人気上位のアイディアを、Local Motors側がさらに審査。これを投資家やクラウドファンディング等を使って、開発のための資金を調達。すべてがうまく運べば、まずはプロトタイプとして形になる。

それを、各地のイベントなどで展示し、お客を募る。損益分岐点を超えると判断した段階で、量産化する。すでに、数点が商品化され販売されている。

この夏、3Dプリンターで実走するクルマを作ったことが世界的な話題となった、Local Motors.果たして、ドリフトトライクは、どこまで売り上げを伸ばせるか?

■ シリアスなマネージメント体制が必須

こうして、夢のクルマやバイクが次々を生まれる。Local Motorsは、理想的な製造業のように思える。創業して4年ほどの若い企業であり、今後についてはまだまだ未知数。

彼らが現時点でビジネスを続けていられるのは、徹底したマネージメント体制の確立だ。投資に対するリターンを大前提に、すべての歯車が回っている。

「夢」というキレイごとが前面に出ているが、その本質は徹底した「錬金術」。日本でもこの手のビジネス、やれるとは思うが…。製造業と錬金術のバランス感を持つ日本人は数少ないのではないだろうか。夢に本格投資をしようという意識を持つ日本人も少ないのかもしれない。

だが、視点を変れば、難しいだけに大きなビジネスに化けるチャンスがあるとも言えそうだ。

*参考:Verrado Electric Drift Trike

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