近い将来、焼き加減はフライパンが教えてくれるようになるかも

FUTURUS / 2014年11月26日 7時30分

「焼く」というのは難しい作業だ。「ゆでる」だったら沸騰した水の温度は100度で安定しているので、あとは時間だけを気にすればいいが、「焼く」ときには時間だけでなく火の強さも影響するからだ。でも、フライパンの温度がリアルタイムでわかれば焼き加減の精度はグッと上がるのではないか?

現代のテクノロジーをもってすれば、そんなフライパンも可能らしい。クラウドファンディングのサイトKICKSTARTERで、温度と時間の管理を手助けしてくれるスマート・フライパン、その名も「パンテリジェント」というアイテムが資金を募集し、はやくも目標額に達している。

このパンテリジェント、容易に想像できるとおり温度センサーを内蔵している。少し前だったら電子デバイスは自身に表示機能や警告機能を内蔵しなければいけなかったので難度が高かったわけだが、現在ならインターフェイスはすべてスマートフォンにしてしまえばいい。

このフライパンもスマートフォンとの通信機能を備えている。専用アプリには各種焼き料理のレシピが掲載されている。そのレシピにはフライパンの温度と焼き時間のデータが含まれているのだ。なおいまのところはiOSのみ対応だ。


■ リアルタイムで現在の温度と目標温度を表示

フライパンを火にかければ、じゅうぶんな予熱温度に達したときにスマートフォンのアプリが知らせてくれる。そこで材料をフライパンにのせれば、その後もフライパンの温度をモニターし、ひっくり返すべきタイミング、かき混ぜるべきタイミング、引き上げるべきタイミングをすべて教えてくれるのだ。

なお、その間にもスマートフォンには、フライパンのリアルタイムの温度、そしてターゲットにすべき温度が数値で、そしてそこまでの変化がグラフで表示されるので、ユーザーはそれを見ながら火加減を調整すればいい。これで焼きすぎも、生焼けも、こげすぎも避けることができる。

また、アプリのレシピに完全に従う必要はない。

フリースタイルモードにすれば、フライパンの温度をモニターしながら、自分好みの焼き加減を正確にデータ採りし、再現することができる。温度センサーはフライパン内部に、Bluetoothの通信機能はフライパンの柄の部分に搭載されている。

なんか、ほとんど完璧な気がする。気になるのは耐久性くらいだ。このパンテリジェント、価格は249ドルで、来年の8月には発売開始予定だという。プラス30ドルで海外にも送付してくれるようだ。

確信を持って焼き料理ができるというのは本当にありがたいので、安くはないが、長く使えるのなら買う価値はあるだろう。結婚祝いのプレゼントなどに最適かもしれない。

下ではこのパンテリジェントを使ってホタテを焼く動画を見ることができる。

*出典:KICKSTARTER -Pantelligent: Intelligent Pan – Cook Everything Perfectly-

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