富士通がQRコードに代わる仕組みを開発

FUTURUS / 2014年12月9日 11時1分

スマホの進化と普及にともないクローズアップされているAR技術。その技術でよくつかわれるのが2次元バーコードのQRコード、NFC、ビーコンといったものだ。

スマホをかざすとコードを読み取り、商品情報をスマホに表示させたり、3Dの動画を重ね合わせたりすることができる。

しかしQRコードを貼りつけるといかにも、という印象はさけられないし、NFCやビーコンとなるとデバイスを仕込むためのコストや電源も気になる。そこで富士通は画期的なアイディアを実現した。

■ ビーコンもバーコードも要らない、光さえあればいい

富士通研究所が今回開発した技術はLEDライトを使い、照明をあてるだけというものだ。対応するスマホアプリで光の中に含まれる情報を読み取り、これがQRコード代わりとなって様々な情報を引き出すという。

人間の目には単なるLEDライトにしか見えないが、時系列に細かく光を調整することで、実際には細かく波長を変化させている。人間の目では気付かない波長の変化をスマホのカメラで読みとり、デコードして情報をとりだすという仕組み。

またLEDライトは白色の他に色を変化させることが可能なので、雰囲気に合わせてクールな色合いから暖色系など調整することも可能だ。


■ 応用範囲

LEDライトは一見普通のライトにしかみえないので不自然さがない。陳列棚の商品や、美術館の絵画といったもののスポットライトとして利用すれば、スマホをかざすだけで商品情報や絵画の詳細情報といったものを読みとることが可能になる。

ショッピングや美術館での使用の他、ライブステージで音楽ダウンロードをさせたり、観光名所でのツアーガイダンスといった応用が考えられる。

LEDライトの応用範囲は広い。富士通研究所では2015年度中に実用化のメドを立てる予定だ。

*参考:Fujitsu Laboratories Successfully Develops LED Lighting Technology that Shines Data on Objects – Fujitsu Global

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