車に興味がなくても知るべき!「水素で走る車」がどうしてスゴイのか

FUTURUS / 2015年1月1日 17時25分

燃料電池自動車(FCV)に注目が集まっている。FCVは、水素をエネルギーとして走る車だが、何がそんなにすごいのか。

実はこの水素、車の燃料として使用することで、排出ガスや大気汚染物質を低減することができる。さらに将来の石油枯渇問題にも明るい兆しをもたらしている、まさに”未来の地球を救う”可能性を秘めているのが、FCVなのだ。

そこで今回は、水素・燃料電池実証プロジェクトより「車好きではなくても知っておくべき、水素で走る自動車(FCV)がスゴイ理由5つ」をご紹介しよう。

 

■ 1:有害な排出ガスが少ない

水素を直接燃料として使用するFCVの場合、走行時に発生するのはなんと水素のみ。大気汚染の原因となる二酸化炭素や窒素酸化物、浮遊粒子状物質(PM)、炭化水素、一酸化炭素は全く排出されないという。また、ベンゼンやアルデヒドといった有害大気汚染物質の排出もない。

 

■ 2:エネルギー効率が高い

ガソリンをエネルギーとする自動車に比べ、2倍程度と非常に高いエネルギー効率を実現している。

 

■ 3:多様な燃料に対応

FCVには、水素ステーションから直接水素を補給する直接水素形と、水素以外の燃料を車載し改質器で水素を製造する車上改質形の2つのパターンがある。

この燃料は、石油以外の天然ガスやエタノールといった多様なエネルギーが利用可能。太陽光やバイオマスといったクリーンで再生可能なエネルギーを利用して水素を製造することもできるため、環境への負担を軽減することができる。

 

■ 4:騒音が少ない

ガソリン自動車に比べ、FCVは騒音が低減できる。車内も静かで快適になるだけでなく、もちろん車外も静かになるので、都市全体の騒音対策にも効果が期待できる。

 

■ 5:充電が不要

環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車(EV)も注目を集めているが、こちらは長時間の充電が必要。一方、FCVはガソリン自動車と同様、短時間で燃料充填が可能。さらに、1回の充填による走行距離は電気自動車よりも長い。

以上、水素で走る自動車がスゴイ理由5つをご紹介した。

2014年の11月20には、経済産業省が水素ステーション設置基準の規制緩和を公表。さらに東京都は2020年の東京オリンピックまでに都内でFCV6,000台、燃料の水素を供給する水素ステーション35カ所の導入を目指すと発表した。2015年はさらに注目されるであろう『FCV』。車好きでない人も、”未来の地球”のために、知っておくべきではないだろうか。

FUTURUS

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