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3Dスキャンした自分の顔でバーチャル試着! アバターを使った業界初のフィッティングシステムを試してみた

ガジェット通信 / 2016年2月26日 11時0分

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ザ・スーツカンパニーやユニバーサルランゲージを展開する青山商事は、業界初となる仮想試着システム『バーチャルフィッティングアバターシステム』を発表。2月26日(金)より、東京都内の5店舗で運用を開始した。

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同システムは、ユーザーの顔を3Dスキャンしてアバターを作成し、好みのスーツを仮想試着させることができるというもの。筆者はユニバーサルランゲージメジャーズ渋谷神南店を訪れ、さっそく仮想試着を体験してみた。

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利用するのは特殊なカメラを搭載した『iPad』のみ。米オクシピタル社の3Dカメラ技術を応用し、青山グループ子会社のアスコンと共同で独自開発したとのこと。

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ユーザーがすべきことは、椅子に座ってじっとしているだけ。店員が360度をぐるっと撮影してくれるのをただ待てばよい。

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すると、システムの画面上では、まるで石膏が固まるようにどんどんと3Dデータが構成されていくのだ。

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撮影開始から5分も経たないうちに、自分自身のバストアップのデータが完成!

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データは3Dに変換されているので、スワイプで回転させたり、ピンチアウトで拡大したり、指を使って自由自在に動かすことができる。本筋とは関係がないが、見たことがない角度から自分の顔を見ることができるのは割と楽しいぞ。

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そのデータから顔の部分を切り出し、自身の体型にあったボディーパーツと組み合わせれば準備は完了だ。ここまですべて店員が対応してくれるのでご安心を。

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あとはメニューから様々な色柄やデザインのスーツ、シャツ、ネクタイなどを自由に選択するだけ。スマホゲームで自分のアバターを作成するのと同じ感覚でサクサクと仮想試着が可能だ。こちらもスワイプで動かすことができるのはもちろん、画面をアップにすると生地の質感や織り目まではっきりと確認でき、平面と比べると3Dの方が断然リアルに着用をイメージすることができるのは間違いない。

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例えば同じ色合いのスーツでも、スリムフィットなのかダブルなのかでスタイルの違いは歴然である。わざわざ試着せずとも、別のパターンをいろいろと見比べることができるのは嬉しいところだ。

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また、普段では手を伸ばさないようなスタイルにも手軽にチャレンジできるのも特徴のひとつ。いつもの買い物では気付かなかった意外な発見があるかもしれないぞ。

3Dスキャンした自分の顔でバーチャル試着!(YouTube)

https://youtu.be/E4WiSYYIo1k

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スーツをカスタマイズでオーダーする場合、通常は型になっていない状態で生地をセレクトすることが多いが、このシステムを使えば、これまで以上に明確なイメージを持って注文することができるはずだ。なお、システム上で選べるスーツは、オーダーメイドだけでなく、各店舗に置いてある既製品も含まれている。

今後もし同様の技術がアパレル業界全体に広がっていけば、自分のアバターデータを手元に保管しておき仮想試着しながらネット通販ができる、なんて日もそう遠くないかもしれない。

『バーチャルフィッティングアバターシステム』取り扱い店舗 ※2月26日(金)時点

ユニバーサルランゲージメジャーズ渋谷神南店/ユニバーサルランゲージ新宿店/ユバーサルランゲージ渋谷店/ザ・スーツカンパニー新宿本店/ザ・スーツカンパニー渋谷宮下公園店

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