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【画像】同時開催された横須賀サマーフェスタ&フレンドシップデーに始発で行ってきた!(前)

ガジェット通信 / 2016年8月17日 16時0分

去る8月6日(土)に、”海軍の街”横須賀で海上自衛隊の『横須賀地方隊サマーフェスタ2016』及び米海軍の『2016 Yokosuka Friendship Day』が同時開催されたので、「夏のミリ分補給」と称して始発でイベント参加してきた筆者。

ミリ分よりも先に塩分を補給したほうが良いのでは、というほどの猛暑日だったが、心地良い潮の香りと何故かどこか懐かしい陽気なアメリカのノリに癒される事に成功したので、その様子をババっと写真と共にお伝えしていきたい!

海上自衛隊横須賀地方隊 サマーフェスタ公式ページ

http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/event/sama2016/sama2016.html

始発から大行列・海上自衛隊編

8月6日の朝、筆者は始発電車に乗り込み東京から一路、横須賀を目指した。首都圏からもアクセスしやすく、同日に自衛隊・在日米軍・夜の花火大会と3つのビッグイベントが開催される事もあり大混雑になる事は必至だからだ。

うとうとしながら6時半頃にJR横須賀駅につくと(電車内では快適に爆睡)、駅から行列が見える見える。先頭が見えない長蛇の列に戦々恐々としながらも、たぶんこれがサマーフェスタの列であろうと思い加わる。暫くすると基地敷地内に移動し、そこで1時間ほど待機する。

自衛官によって列が整理され、前方には200人ほどと思ったほど先客が多くなかった事に安堵していると、基地内では国旗掲揚の時間となっていた。ゲート前からも巨大な護衛艦の艦橋を目視できた事も相まって、朝にも関わらず非常にテンションが上がる瞬間となった。

予定されている催し物は、HPによると以下のとおり。

■艦艇一般公開(体験航海ではありません。)

■ヘリコプター地上展示

■特別機動船等体験乗船

■横須賀音楽隊演奏

■マリン教室(手旗・結索(ロープワーク)等)

■出店(飲食コーナー、お土産コーナー)

そして8時15分頃になると、事前情報よりもかなり早い開場となった。コミケ同様、開幕ダッシュを仕掛ける人も居たが、屈強な自衛官に制止されていた。

というのも、今回のサマーフェスタでは最新鋭の護衛艦『いずも』に乗船することが出来るとの事前アナウンスがあったのだ。あの『シン・ゴジラ』にも登場した海上自衛隊最大の船舶であるため、その人気は『いずも』前に発生した待機行列からも明らか。筆者もそそくさと最後尾に待機列にピットイン。

ちなみに、列に並んでいる途中『シン・ゴジラ』に登場した陸上自衛隊のヘリ『AH-1 コブラ』が突如飛来し『いずも』の目の前に着陸するという粋な演出もあった。

暫くすると、列が動き始め『いずも』の巨大なエレベーターに乗って甲板上に出る。「百人のっても大丈夫」、な感じのエレベーターが上下する度に、何もない空間に大量のお客さんが地面より出現する様は圧巻。

自分が今、船の上にいることすら忘れてしまうほど広大な『いずも』の全通甲板。海の上にポツンと浮かんだ小さな島にいるようで、不思議な感覚に陥る。スピーカーからはなぜかFMのラジオ番組がガンガンと流れていた。

日差しが強くなり始め、甲板上をフラフラ彷徨っていると、

「防衛省敷地内(保護区)につき甲板上の乗組員(ポケモン)の捕獲はご遠慮ください」

の文言が護衛艦『いずも』のロゴマークと共に掲示されていた。この船を動かしているのはきっと水ポケモンなんだろうなあと妙に納得して、下船。

というのは冗談で、もちろん甲板上にはビシっと制服を着た自衛官の方々が常駐していて、何か質問があれば何でも答えてくれた。ピーカンの真夏日にも関わらずその暑さに微動だにしない姿には、感動の念を禁じ得ない。

特別機動船等体験乗船が超アツい

基地に入場してすぐさま『いずも』に乗り込んだ筆者。しかし実は、乗り込む前にファストパス的なノリでとあるアトラクション(というわけではないが)の引換券を入手していたのだ。それこそが横須賀サマーフェスタで一番人気として知られる、ゴムボートに乗り湾内を超高速でクルーズする『特別機動船体験乗船』なのだ。ちなみに、言うまでもないがこのサマーフェスタの全ての体験は無料。そしてこの特別機動船体験乗船、下手な遊園地のアトラクションより遥かに面白かった、ということを先に明記しておく。

その様子は動画に収めているので、来年挑戦したいという人は是非チェックしてほしい。

時速70キロにも達するボートの爽快感は、病みつきになりそうなほど! ものすごい勢いで潮風が顔に直撃するのだが、それが超気持ち良い! 豪快に水しぶきを上げていた割には、ほとんど濡れなかったのが意外。担当自衛官の操舵は素人目でも神業でした。

南極でお馴染み砕氷船『しらせ』に乗船!

地球最後の未知の大陸といっても過言ではない南極。日本でも南極研究は盛んに行われているが、この船なくして南極は語れないというほど有名な船がこの砕氷船『しらせ』だ。実はこの船、海上自衛隊により運用されている為、この時も横須賀に停泊していたのだ。さらに、少し前に船体の改修が済んだばかりという事もあり船の状態は非常にキレイ!

他の見学可能な船舶と異なり、『しらせ』では隅々まで見学することが可能だった。船員室や食堂などはゴミひとつ落ちてなく、艦橋ではなんと艦長席に座ることも可能だった。

一般人でもお金次第では南極に行ける時代になったとはいえ、まだまだ全く想像のつかない世界・南極。そしてこれが『南極の石』。南極に行かなくても生の南極を感じることができる、予想外の体験をすることが出来た。

その他にも珍しいものが多数。海上自衛隊所属のスノーモービルなども、かなり珍しい装備なのではないだろうか。

そして! 他では滅多にお目にかかれない事間違いなしな『南極の氷』だ!  

普通に冷たかったぞ!

等身大ペンギンもいたぞ! かわいい!

その他にも見どころは多種多様

昨今の萌えミリブームもガッチリホールドな海上自衛隊。その辺は安心して見ることが出来るのも流石。

人気アニメーション『ハイスクール・フリート』の記念切手や、『艦隊これくしょん』でお馴染みイラストレーターの島田フミカネ氏が描いた自衛隊岡山地方協力本部公式キャラクターの『瀬戸水葡』などのグッズが販売されていた。

また会場には航空自衛隊から『パックさん』(PAC-3)などの名物ゆるキャラが来場、場を盛り上げていた。

良く分からないアロハのようなものとイカついサングラスを着用しているので、一応横須賀仕様になっている模様。

こちらが本物のPAC-3(パックさん)。

また『てるづき』(真ん中)『たかなみ』(手前)も同様に体験乗船可能。

筆者は暑さにより脳細胞が死滅し始めている様な気がしたので、休憩するためこちらは見送り。

お腹が空いたら海軍カレーを補給しよう。有り難いことに、冷たいお水が無料で配られているので、水分補給に関しては完璧なサポート体制が取られている。

また、簡単なアンケートに答えるとオリジナルのコップが貰えたり、航空自衛隊からはF-2戦闘機のペーパークラフトが配布されていたりとノベルティグッズも大放出されていた。この辺の気前の良さも流石だ。

そんなこんなで、始発で起きたお陰でさほど並ばずに海上自衛隊の魅力を満喫する事が出来た。ちょうど午後に差し掛かったところで、海上自衛隊の基地を後にし、次なるイベントを目指した。

海を挟んで反対側は米軍基地。そこにはあの巨大船舶の姿が!

(後編に続く)

※全ての写真・動画は許可のもと筆者撮影。

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』

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