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J・K・ローリング、新たに3冊の電子書籍『ハリー・ポッター』シリーズの発売を発表

ガジェット通信 / 2016年8月22日 23時0分

書籍『ハリー・ポッター』シリーズがついに終了したかと思った矢先に、原作者のローリングは、それを「ほんの冗談よ」と言う。

8月17日(現地時間)の朝、同シリーズの著者J・K・ローリングは、ポッターモア(pottermore.com)のウェブサイトで、同サイトが「Pottermore Presents」として贈る新たな電子書籍3冊が、9月6日に発売されることを発表した。これらのミニ物語シリーズは、ポッターモアによると、ローリングによって創造された永遠の『ハリー・ポッター』の世界をさらに拡張し、ローリングによって書かれたオリジナルのストーリーとポッターモアの過去のストーリーからのこぼれ話とともに、『ハリー・ポッター』の物語を深く掘り下げる内容になっているようだ。

3冊の書籍シリーズのタイトルは、それぞれ『Hogwarts: An Incomplete and Unreliable Guide(原題)』、『Short Stories from Hogwarts of Power, Political and Pesky Poltergeists(原題)』、『Short Stories from Hogwarts of Heroism, Hardship and Dangerous Hobbies(原題)』となっている。表紙デザインは、映画『ハリー・ポッター』シリーズのアートワークも手掛け、“ミーナリマ”として知られるミラフォラ・ミーナとエドゥアルド・リマが担当した。

『Hogwarts: An Incomplete and Unreliable Guide(原題)』は、『ハリー・ポッター』でも有名なホグワーツ魔法魔術学校に焦点を当てたもので、ポッターモアの声明によると、ホグワーツの幽霊たちや、「組み分け帽子が生徒の寮を決めきれないとき、何が起きるか」についての詳細がさらに明らかになるという。

『Short Stories from Hogwarts of Power, Political and Pesky Poltergeists(原題)』では、ホラス・スラグホーン教授についての新たな詳細が明らかにされ、恐ろしいアズカバン刑務所の実態がさらに深刻な状況に陥ることになる。

最後の物語『Short Stories from Hogwarts of Heroism, Hardship and Dangerous Hobbies(原題)』は、リーマス・ルーピンやミネルバ・マクゴナガルを含むホグワーツの教授の多くに焦点を当てたものだ。第2次魔法戦争でマクゴナガルが果たした役割についての新たな情報が明らかにされる。

現在、電子書籍はすでに予約販売を開始している。1冊の値段はわずか3ドルで、1冊あれば、十分なシックルとガリオンを生み出す魔法を習得できるはずだ。

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