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【写真大量】あれを生で!? ニュージーランドに行って食べてみた、おいしくて珍しい食べ物色々

ガジェット通信 / 2016年8月23日 9時0分

今年6月、南半球では初冬を迎えた頃、ニュージーランドを旅してきました。

正直、“ニュージーランド料理”といっても、ぜんぜんイメージがわかなかったのですが……

(写真:ホテルHeritage Aucklandの朝食ブッフェ)

実はニュージーランドって、食料自給率が非常に高い、食べ物が豊かな国なんです。

日本ではなかなか食べられない珍しいものもたくさんありましたので、豊富な写真と共にご紹介します!

これまでのニュージーランド旅特集:

さかさま、なのに、なつかしい国。ニュージーランドへの旅が心を揺さぶる5つの理由

浮かんで、潜って、飛び降りて!カラダで感じるニュージーランドの絶景ベスト3

写真2枚目、朝食ブッフェが食べられるホテル:

▼Heritage Auckland

住所:35 Hobson Street Auckland, New Zealand

TEL:+64-9-379-8553

URL:http://www.heritagehotels.co.nz/hotels/heritage-auckland

もくじ:ニュージーランドに行ってこそ食べられる、珍しくておいしいもの色々

【1】日本では見たことない! ふしぎフルーツ

【2】あれを生で? おなじみ食材の意外な食べ方

【3】その発想はなかった……○○の皮が大流行中!?

【4】人気マンガにも登場、ベジマイト(マーマイト)

【5】ふわふわドリンク♡フラッフィー

 ★おまけ ニュージーランド航空の機内食+α

【1】日本では見たことない! ふしぎフルーツ

まず、現地の日本人の方に「日本では食べられないものありますか?」と聞いて教えて頂いたのが、こちらのふしぎな木の実です!

赤くてツルツルしてるのが「タマリロ」。ナス科の植物で、キウイのように半分に割ってスプーンですくいます。写真は1キロあたりの値段ですので、1個当たり日本円にして100円しないくらいかな。

パパイヤと柿の中間みたいな果肉に、蜜と、熟れたトマトの種みたいなものが入っています。種を噛みしめると、じわ~っとうま味が広がります。果汁で指や口の周りが真っ赤になることもあるそうなので、私はホテルに持ち帰ってジャージ姿で食べました(笑)。

市場に出回るのは、4月から10月くらいの間。特に美味しいのは7月と8月です。主にニュージーランド北島で栽培されています。

そして、黄緑の皮に白~黄色の果肉をした実が、「フェイジョア」。グアバ・クローブ・ユーカリなどの仲間であるフトモモ科で、こちらもキウイのようにスプーンですくうか、皮をむいて食べます。

舌触りは洋ナシのようにざらついていて、魔女の媚薬っていう感じのファンタジーな香りがします。アイス・シロップ・ジュース・シリアル・グミキャンディ・お茶などなど、色々な商品に加工されているところからも、フェイジョアがニュージーランドの人々に愛されていることが伺えますね。シーズンは3月から6月にかけてです。

【2】あれを生で? おなじみ食材の意外な食べ方

こちらは、オークランド・スカイタワーのすぐ近くにあるレストラン、「Depot Eatery & Oyster Bar」。

ショーケースはこんな感じです。さっそく注文してみましょう。

レモンが置いてある左側から時計回りに、ブラフ・オイスター/ダイアモンドシェル/トゥアトゥアです。

「……で、なにそれ?」ってなっていらっしゃると思いますので、ご説明しましょう。「ブラフ・オイスター」とは、ニュージーランドで有名な牡蠣の品種。毎年5月には「ブラフ・オイスター・フェスティバル」が開催されるほど大人気です(次回は2017年5月20日)。お味は、プリプリというよりコリコリに近い感じ。ニュージーランドでは牡蠣をほぼ必ず生で食べる習慣なので、鮮度が高く、当たる心配もほとんどないとのことです。

そして、右側の「ダイアモンドシェル」と「トゥアトゥア」は……実は、ハマグリなんです! ハマグリを生で!? 大丈夫なの!? って思いましたが、食べてみるとこちらも新鮮。ハマグリの潮汁の旨味に、貝の刺身のコリコリ感と甘みが加わったような、海鮮好きにはたまらないお味でした。

▼Depot Eatery & Oyster Bar

住所:86 Federal Street, Auckland, New Zealand

TEL:+64-9-363-7048

URL:http://www.eatatdepot.co.nz/

おいしいブラフ・オイスターや生ハマグリが食べたいなら、ニュージーランド北島のオークランドだけでなく、南島のクィーンズタウンもおすすめ。こんなに美しいところです。

生の貝は、エシャロット&ワインビネガー、もしくはレモンを絞っていただくのがニュージーランド流。

(写真:ニュージーランド南島、クィーンズタウンのレストランRataにて)

天然の塩味があるので、お醤油なんかは必要ありませんでしたよ。

▼Rata

住所:Te Nuku, 43 Ballarat St, Queenstown, New Zealand

TEL:+64-3-442-9393

URL:http://www.ratadining.co.nz/

【3】その発想はなかった……○○の皮が大流行中!?

続いて、「Depot Eatery & Oyster Bar」で食べたのは……“ポテトスキン”。

その名の通り、

イモの皮です。

「あれっwwwシェフがうっかりしてたのかなwwwwむいた中身を捨てて皮を揚げちゃったみたいな感じかなwwwwww」って感じでしたが、食べてみると……カリッとした歯ごたえに、じゃがいものいい香り! この“ポテトスキン”、2016年現在ニュージーランドで大流行中で、ジンジャービールというノンアルコール炭酸と一緒に頂くのが現地流なんだそうです。

【4】人気マンガにも登場、ベジマイト(マーマイト)

(写真:Tristanb via Wikimediacommons

続いては、なんか黒くて塩辛いぶよぶよ「ベジマイト」。別のメーカーからは「マーマイト」の名前で売られているこちらの食品ですが、アニメ化もされた人気漫画「ヘタリア」には、「それだけはダメだ」「最終兵器食品」などと、逆に食べたくなるような描写で登場しています。

そんなベジマイト(マーマイト)体験を、おいしく味わうことができるのが……

オークランドの手作り窯焼きベーグルのお店、「Best Ugly Bagels」。

ニュージーランドを代表するシェフ、アル・ブラウンがプロデュースした本格派のベーグルショップです。

こちらの「スイスメルト&マーマイト」ベーグルが、まったくもう……美味しいっ! 単体ではキツイであろうマーマイトの独特の香りを、チーズのコクと、焼きたてベーグルのカリカリもちもち感、そしてパラリとかけられた粗挽き黒こしょうと窯で煎られたゴマの香ばしさが引きたてています。

マーマイトの旨味の元は、実はビール酵母。なのでこちらの「スイスメルト&マーマイト」ベーグルも、ビールとチーズが合う原理で美味しいんですね。せっかくなので、ニュージーランドらしくフェイジョアスムージーと共に頂きました。

▼Best Ugly Bagels

住所:City Works Depot Cnr of Wellesley & Nelson Street, Auckland, New Zealand

TEL:+64-9-366-3926

URL:http://www.bestugly.co.nz/

【5】ふわふわドリンク♡フラッフィー

最後にご紹介するのは、ニュージーランドのあちこちのコーヒーショップで売っている「フラッフィー」。こちらはニュージーランド南島の国道8号線沿いにある、小さな小さな集落「タラス(Tarras)」で購入したものです。

シルバニアファミリーかッ!!」みたいな光景。

フラッフィーは、ふわふわあったかカプチーノみたいなフォームミルクに、マシュマロをちょこんと添えたもの。まだコーヒーの飲めない子どもなんかが飲むことが多いようです。でも別に、大人が頼んでも変な顔はされません。

余談ですが、タラスには、群れから逃げ出した結果モッコモコになって発見された伝説のアウトロー羊・シュレックくんの博物館があります(参考:AFP)。小さい集落なので、一人暮らしのアパートくらいのちっちゃな博物館ですけど……。ふわふわドリンクのフラッフィーを楽しんだ後、モコモコ羊のシュレックくんにまつわる展示を観に行くのもまた楽しいものでした。

★おまけ

ちなみに、ニュージーランド航空の機内食も美味しかったです。左から、牛肉の照り焼き・塩じゃけと煮物・チキンのトマト焼き。いずれもエコノミークラスの機内食です。ゆかりご飯が乾いてしまわないように、ひとひらの茹でキャベツでそっとカバーしてある細やかさに感動しました(笑)。

ご紹介したもの以外にも、先住民マオリの人々の伝統料理・ハンギや、歯ごたえと深い旨味が楽しめる羊肉・メリノラム、またこちらの旅レポートでご紹介したホビット料理など、ニュージーランドならではの味はまだまだたくさんあります。

最終日には、ニュージーランドにしかない限定レモンソーダ「L&P」を飲みつつ、海を眺めてフィッシュアンドチップスを頂きました。

日本のスーパーでも、ニュージーランド産の牛肉やお野菜など、ニュージーランドの食べ物がいろいろ手に入ると思います。けれどもこうやって、異国の波の音や風の匂いに包まれながら異国のものを食べるっていうのは、心にも体にも人生にも新しいものを取り入れるような特別な体験でした。

ニュージーランドに足を運んでこそ、はじめて出会える味わいがあるはず。日常から離れて新しい世界を味わいたいときは、ちょっと足をのばしてみませんか?

▼フライトやツアー検索、更なる情報を探すなら:ニュージーランド政府観光局

http://www.newzealand.com/jp/travel-agent-or-airline/

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』

(執筆者: 牧村 朝子) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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