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ベン・アフレック、アガサ・クリスティの短編小説をもとにしたリメイク版映画『情婦』の監督兼主演へ

ガジェット通信 / 2016年8月23日 23時0分

ベン・アフレックが、法廷映画『情婦』のリメイク版映画で監督と主演を務めることを米20世紀FOXと交渉中だ。

リメイク版はクリストファー・ケイザーが脚本を執筆し、アフレックが、マット・デイモン、ジェニファー・トッド、アガサ・クリスティ財団と共にプロデュースを手掛ける。

アガサ・クリスティの短編小説を原作としたオリジナル版映画『情婦』は1957年に公開され、ビリー・ワイルダーが監督し、タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、エルザ・ランチェスター、チャールズ・ロートンが出演、第30回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞(ロートン)、助演女優賞(ランチェスター)を含む6部門にノミネートされた。

ロートンは、裕福な未亡人殺しの罪に問われている1人の男(パワー)を弁護する弁護士を演じる。未亡人は、男に夢中になり、遺言書の主な遺産相続者に男を指名していた。

アフレックは、第85回アカデミー賞作品賞を受賞した映画『アルゴ』を監督し、現在、米ワーナー・ブラザースによる映画『Live by Night(原題)』のポストプロダクションを行っている。またアフレックは、ワーナーによるバットマンの単独映画も監督する。

アフレックは、ワーナーによる映画『Justice League(原題)』でエグゼクティブ・プロデューサーを務め、同じくワーナーによる10月14日に米劇場公開する映画『The Accountant(原題)』に主演する。

ケイザーは、米ケーブルテレビ局FXのドラマシリーズ『タイラント 独裁国家』のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、テレビシリーズ『サンフランシスコ空の下』を共同製作した。また、西部全米脚本家組合の組合長を2011年から2015年の間に2期務めた。

リメイク版『情婦』は、アガサ・クリスティーの小説をもとにした米20世紀FOXによる映画プロジェクトとして2作目となる。同スタジオは、ケネス・ブラナー監督・主演によるクリスティーの原作をもとにした『オリエント急行殺人事件』のリメイク版映画が控えており、レスリー・オドム・Jrが出演交渉中だ。

『情婦』は、1982年に、ラルフ・リチャードソン、デボラ・カー、ボー・ブリッジス、ドナルド・プレザンス、ウェンディ・ヒラー、ダイアナ・リグが出演するテレビ映画としてリメイクされた。

アフレックは、WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、ケイザーは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)とそれぞれ代理人契約を結んでいる。このニュースはDeadline Hollywoodが最初に報じた。

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