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エアバスが1万機目の機体を納入 特別塗装機がシンガポール航空へ

ガジェット通信 / 2016年10月17日 21時0分

航空機メーカーを代表するエアバス社が、同社の記念すべき1万機目となる機体を納入した。

1万機目の機体はシンガポール航空向けの最新型機“A350 XWB”。14日にエアバスの本社があるフランス・トゥールーズで記念の納入式典が開催された。「10,000th Airbus」の特別塗装が施された機体は、今月末からシンガポール-サンフランシスコ間の直行便に投入される。

1970年に設立されたエアバス社は仏・独・英・西の4か国のメーカーが共同出資する航空機メーカー。1974年に初号機をエールフランス航空に納入以来、ベストセラーとなった“A320”ファミリー、大型の“A330”、世界初の総2階建て機“A380”などの先進的な機体でシェアを広げ、近年はボーイングと市場を二分する巨大企業へと成長した。現在までの総受注は400社以上から1万6700機以上で、約6700機の受注残は世界の航空機メーカー史上最高であり、納入が完了するのはフル生産しても10年後となる見通し。

機体記号「9V-SMF」を与えられた記念機は執筆当時、シンガポール・チャンギ国際空港へ向けて黒海上空を飛行中。その他の機体シンボルはベストセラーの”A320”。この時間に1500機が世界中の空を飛んでいる。

画像とソース:エアバスプレスリリースおよび『flightradar24』より引用

http://www.airbus.com/newsevents/news-events-single/detail/-9b32c4364a/

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