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実写版映画『白雪姫』、米ディズニーが開発中

ガジェット通信 / 2016年11月3日 10時0分

米ウォルト・ディズニーが、アニメーション版映画『白雪姫』のストーリーと音楽を拡大する新たな実写版ミュージカル映画を開発中だ。

同スタジオは、エリン・クレシダ・ウィルソン(映画『ガール・オン・ザ・トレイン』)と脚本執筆の交渉を行っている。作曲家ベンジ・パセックとジャスティン・ポール(映画『La La Land(原題)』)が、新曲を書き下ろすことが決まっている。

マーク・プラットがプロデュースを手掛ける。プラットは活躍中のプロデューサーで、賞レースの有力候補である映画『La La Land(原題)』のほか、ディズニーの新作映画『Mary Poppins Returns(原題)』、米テレビ局FOXによるテレビシリーズ『Grease Live(原題)』、ブロードウェイ・ミュージカル『Wicked(原題)』を手掛けている。

新プロジェクト『白雪姫』には、まだ監督や俳優は決まっていない。

オリジナル版映画『白雪姫』は、ディズニー初の長編アニメーション映画として1937年に公開された。同作は、批評でも興行収入でも成功をおさめ、ホームビデオがリリースされるまで何度も劇場で再公開された。1989年には、アメリカ議会図書館が、「文化的にも、歴史的にも、あるいは美学的にも素晴らしい」と絶賛し、保護を目的に、アメリカ国立フィルム登録簿に選出した。

ディズニーは、『白雪姫』に続くスピンオフ作品として、白雪姫の妹を描く作品も企画している。映画『Rose Red(原題)』は同じく実写作品であり、米ディズニーが手掛け公開を控える実写版リブート映画作品群に仲間入りする。

ディズニーは、実写版映画『アラジン』の監督として、ガイ・リッチーと交渉中だ。リッチーが監督を務めたワーナー・ブラザースにおる2本のシャーロック・ホームズ映画をプロデュースしたダン・リンが、自身の製作会社リン・ピクチャーズを通じて、『アラジン』でもプロデュースを手掛ける。エグゼクティブ・プロデューサーは、ジョナサン・エリックが務める。

ディズニーは、映画『シンデレラ』、映画『ジャングル・ブック』を含む、アニメ映画の名作を実写版映画化することで大成功を収めてきた。同スタジオは、エマ・ワトソン主演の実写版映画『美女と野獣』を2017年に公開し、実写版映画『ライオン・キング』、実写版映画『リトル・マーメイド』も企画している。

プラットは、映画『オリバー・ツイスト』のリメイク版プロジェクトでも、ディズニー、アイス・キューブとチームを組んでいる。

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