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Ultrabookの最適解?直販サイト限定、話題の13.3型ノートブック『HP Folio 13-1000』をお取り寄せしてみた

ガジェット通信 / 2012年2月27日 12時0分

Ultrabookの最適解?直販サイト限定、話題の13.3型ノートブック『HP Folio 13-1000』をお取り寄せしてみた
一時期流行ったネットブックのおかげで、価格が一気に下がったノートパソコン。プライベートでネットとメールをやって、音楽やストリーミング動画を楽しむくらいなら、5万円ていどで買えるとあって爆発的に売れましたよね。とはいえ、やっぱり少し画面が小さいし、マシンパワーも今となっては少し物足りない感もあります。じゃあ、買い換えようかとフルスペックのノートパソコンを検討しだすと、普通に10万円以上。それでもずいぶん安くなったのですが、ネットブックを経た上ではもうパソコンに10万円も出したくないのが本音ではないでしょうか。
そんな折りに日本ヒューレット・パッカード(http://www8.hp.com/jp/ja/home.html)から発売されたのが、7万9800円の13.3インチUltrabook「HP Folio 13-1000」(http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/notebooks/2012_model/)です。Ultrabookというのは、インテルが提唱する薄型・軽量・廉価なノートパソコンを目指した規格で、具体的な条件には、薄さ20mm以下で重さが1.4kg以下、バッテリー駆動時間が5~8時間以上で記憶装置にSSDを採用した、価格1000ドル以下のモデル(最安グレード)という点が挙げられています。
HP初のUltrabookとなるFolio 13-1000は、薄さ18mmの薄型ボディにもかかわらず、9時間駆動のバッテリーに、高速起動や高速駆動に効く128GBのSSDを搭載しながら、お値段8万円弱におさえたという話題作。しかし、ネット通販限定なので気になっていても、そう簡単に「おさわり」することができません。
そんなわけで日本HPさんにお願いして、HP Folio 13-1000(http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/notebooks/2012_model/)を1週間お借りしてみました。
HP Folio 13-1000
ほどなくして到着した本体は、幅318.5×奥行220.2×厚さ18~20.3mmの噂にたがわぬ薄型ボディ。重量は約1.5kgと早速Ultrabookの理念から飛び出しているのですが、これは9時間駆動を謳うバッテリー(交換不可)の長寿命とトレードオフってわけでしょうか。
何より目を引くのがヘアライン加工が施されたアルミ天板の美しさです。ちなみに今この原稿はカフェで書いているんですが、落ち着いたモダンなインテリアにもすっと馴染む品の良さ。持っているだけで頭が良さげに見えると言ったら言い過ぎかもしれませんが、可処分所得の高さをうかがわせるに十分な雰囲気を備えています。
ヘアライン加工が施されたアルミ天板
そのアルミ天板を開くと、またもやアルミのパームレストの中に、昨今流行りのチクレット型といいますか、アイソレーション型といいますか、とにかくキーが独立したタイプのキーボードがあらわれます。キーの大きさやキーピッチ(キーとキーの間隔)に過不足はなく、タイプミスなどの心配はありません。もっとも、ここは個々人の好みの問題なので保証いたしかねるんですけどね。
キーボードが交換できないノートパソコンは、その打鍵感が命だとも言えますので、とにかく一度触ってから購入を検討された方がいいのですが、通販限定モデルだけにそれもちょっと難しいですよね。ちなみに参考になるかどうか、筆者が普段愛用しているMacBook Air 11インチに比べて、キーは大きく余裕があり、キーのストロークは深めでほんの若干硬い印象があったことを付け加えておきます。
このキーボードはF5スイッチを押すとキーボード全体が光ります。薄暗い飛行機の中での作業や、家人が寝てしまった後の自宅作業などでも役立つことでしょう。
F5スイッチを押すとキーボード全体が光ります
そうそう、肝心の基本スペックですが、YouTubeやニコニコ動画を快適に再生できるようビデオ機能が内蔵された1.6GHzのCore i5-2467MのCPUをはじめ、4GBのメモリ、128GBのSSDに、1366×768ドットの13.3液晶というパッケージ。OSは64bit版のWindows 7 Home Premium SP1で、Officeはなし。普段11インチのノートパソコンを使っていると、表示領域が絶対的に狭いので、やはり13インチって広くていいなというのが正直な感想です。
CPUは標準的な性能ですが、スペック以上にサクサク感が感じられるのは、起動やスリープからの復帰の速さなど、SSDによるところが大きい模様。シャットダウン時からの起動にいたってはわずか20秒足らず。起動に2分くらいかかっていたハードディスク時代っていったいなんだったんでしょうね。
多彩なインターフェイス
もうひとつHP Folio 13-1000(http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/notebooks/2012_model/)で感動したのは、この薄型ボディにかかわらず、インターフェイスを犠牲にしていない点です。本体左側にUSB 3.0のポート1口をはじめ、有線LANポート、HDMIポート、2in1メモリカードスロットが、右側にUSB 2.0のポートが1口用意されています。出張先のビジネスホテルの個室は、壁から有線LANケーブルが無造作に生えているだけだったりするので、薄型ノートパソコンなのにLANポートが用意されているのは嬉しい限り。また、会社でプレゼンなどに使いたい時や、自宅の大画面テレビに接続して写真や動画を大きく楽しみたい場合にもHDMI端子が役に立ちそうです。
かような具合で、「高い質感」をはじめ「携帯性の高さ」「起動の速さ」「使い勝手の良さ」を兼ね備えながら、約8万円とリーズナブルな価格で手に入れられるHP Folio(http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/notebooks/2012_model/)。自宅パソコンを買い換えて、自宅でも外でも使いたいという方でも、(自宅用に別途写真や音楽用の大容量HDDを用意すれば)これ1台で十分です。最近Windowsノートの買い換えを女子に相談された筆者も、早速リコメンドの候補に入れようかと思っておりますよ。
【関連リンク】
・日本HP
http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/notebooks/2012_model/
夕刊ガジェット通信


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