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【世界初】VRで住まいが探せる! “遠隔接客”対応の無人店舗がオープン

ガジェット通信 / 2017年6月30日 16時0分

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不動産の内見って、玄関を開けた瞬間に「うわ、ココは違ったわ」と思うことありませんか? いろいろ見て回るのは楽しいけど、出来る限り無駄足は避けたいものです。そんな悩みを解消してくれるかもしれない最新テクノロジーが登場。ついにVRで不動産の内見ができる時代がやってきました!

不動産仲介事業イオンハウジングのフランチャイズ展開を行うフォーメンバーズは、世界初となるVR不動産遠隔接客店舗『どこでもストア』をイオン品川シーサイド店(東京都品川区)にオープン。7月1日(土)のサービス開始に先立ち、6月30日に事業説明会が開催されました。

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VRシステムの開発を手掛けるナーブと共同開発した『どこでもストア』は、世界初となる、VR技術を利用した内見と遠隔接客を実現した無人店舗。現在はイオンハウジング、大京穴吹不動産、三菱地所が扱う数万件の不動産データを蓄積し、今後もパートナー企業を増やしながら無人店舗の数を拡大していくそうです。

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筐体に設置された画面から「借りたい」「売りたい・買いたい」「三菱地所を、見に行こう。」のいずれかのボタンを選択してスタート。

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試しに「借りたい」を選択すると、いくつかの物件が表示されます。現在はシステム側で自動的に表示していますが、今後は条件選択によってユーザーが希望する物件を絞り込めるようになる予定とのこと。

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物件を選択し、「ビデオ通話できく」ボタンを押すと、物件の営業担当者とビデオ通話することができます。

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VRゴーグルを着用すると、実際に部屋の中にいる感覚で物件を内見することができます。希望の条件を営業担当者に伝えて新たな内覧先を選んでもらうことも可能です。

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VRで内見すると、平面の写真では伝わりにくい部屋の広さや奥行を直感的に把握することができました。高層階の場合はバルコニーからの眺めを体感することもでき、物件によっては住宅の周辺まで見ることもできます。

今後の期待としては、自分が持っている家具や家電をヴァーチャルで配置できるようになると、より入居後のイメージがわきやすいかもしれません。

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フォーメンバーズ代表取締役社長・矢野晃教氏は、VRによる内見を店舗でテスト導入した結果、「お客様ひとりあたりの物件ご案内回数が減少しました。物件の説明文や写真を見た時と、実際に物件を内見した時のギャップを埋めてくれる利便性を感じました」と説明。これまでは、不動産ポータルサイトで物件を見繕い、店頭で内見する物件を厳選し、実際に現地を案内してもらうのが通常の流れでしたが、そこにVR内見が加わることで余分な内見の回数を減らすことができたのだそう。

また、「大阪から東京へ転勤することになったお客様が、VR内見で予め物件を絞り込み、限られた時間内でご満足いく物件を見つけていただけました」と、なかなか内見に時間がとれない人にとっても便利なサービスであることをアピールしました。

現地に行かずに物件を擬似的に内見し、不動産営業スタッフと物件に関する意見交換をすることが可能な『どこでもストア』。VRシステムを活用したビジネスとしては、旅行代理店や結婚式場、教育現場など、今後も様々な展開が予想されます。

『どこでもストア』事前予約サイト:

https://airrsv.net/f-members/calendar

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