【インドネシア・コーヒーの旅】渋滞天国ジャカルタではスマホで呼べるバイク版『Uber』が大活躍
ガジェット通信 / 2017年9月27日 16時0分
キーコーヒーの看板ブランドとしておなじみ、『トアルコ トラジャ』コーヒーの産地を見て回るプレスツアーに参加したガジェット通信。コーヒーの収穫や生産、流通の現場を紹介してきましたが、ツアーの行程で訪れたジャカルタ・マカッサル・トラジャの街ネタのレポートをお届けしていきます。
『トアルコ トラジャ』の産地であるトラジャや、現地法人トアルコ・ジャヤ社が販売拠点を持つマカッサルがあるスラウェシ島を訪れる前に、ジャカルタに滞在したプレスツアー。市内での移動はタクシーを利用したのですが、一行を待ち構えていたのは……。
至る所で発生する大渋滞! ジャカルタ市内は地下鉄が整備されていないため、移動手段はもっぱら車。朝夕の通勤時間帯だけでなく、1日中街が車であふれる渋滞天国なのです。
車と同じく交通量が多いのがバイク。渋滞で停止している車の間をすり抜けるように大量のバイクが走っていくのを目にします。
そんなバイク集団の中でよく見かけるのが、緑色のジャンパーを着たドライバーたち。背中には「GO JEK」「Grab」というロゴが描かれています。この『GO-JEK』と『Grab』というのは、実はスマートフォンアプリでバイクタクシーを配車する、いわばバイク版の『Uber』とも言えるサービスなのです。
ユーザーはアプリで現在地を知らせてドライバーを呼び出し、ドライバーから借りたヘルメットをかぶって後ろに乗って移動、目的地に着いたらドライバーにヘルメットを返して降りるという仕組み。タクシーより料金も安く、ユーザーにはお手軽で便利なことから利用者が増えているようです。2019年には地下鉄の開業が予定されているジャカルタ。それまでは、これらバイク配車サービスが庶民の交通手段として主流になっているのかもしれません。
ちなみに、『Uber』が配車するバイクもたまに見かけることがありましたが、ジャカルタでは圧倒的に『GO-JEK』『Grab』のシェアが高いようです。
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