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GYAO!の映画担当バイヤーが熱く語る「青年たちの繊細さと美しさにノックアウト」 無料配信掘り出し映画特集『アナザー・カントリー』

ガジェット通信 / 2017年10月4日 15時0分

ガジェット通信です。

動画配信サービス『GYAO!』さんより情報提供いただき、GYAO!無料配信映画の中から『GYAO!』映画担当くだ巻き’やし’べえさんが掘り出し作品をアツーく推薦! 今回のオススメ作品は『アナザー・カントリー』です。

GYAO!の映画担当バイヤーが熱く語る「青年たちの繊細さと美しさにノックアウト」 無料配信掘り出し映画特集『アナザー・カントリー』

今回は、“美”を求める皆様にご覧いただきたい映画を紹介いたします。

本作が日本で公開された1985年は、日本映画だと『ビルマの竪琴』『ゴジラ』、洋画も『ゴーストバスターズ』『グレムリン』『ランボー/怒りの脱出』などのいかにもハリウッド的な大作が大盛況な中、アートな映画を観るのがおしゃれに感じられる時代でありました(なんて思っているのは私だけかもしれないですが)。そんな時代に公開された『アナザー・カントリー』に、当時の私はハリウッド映画にはない「静」を感じる映像と、アメリカ人俳優にはない英国貴公子的エリート青年たちの繊細さと美しさにノックアウトされたのでした。

1930年代、英国の全寮制パブリックスクールを舞台に、共産主義、同性愛に傾倒する学生たちの愛と嫉妬、欲望や苦悩を描く作品。祖国を捨てロシアに亡命した実在のスパイをモデルにした物語で、英国では舞台として最初に上演されています。

やがてスパイになる主人公ガイ・ベネットを演じるのは、当時美しさの頂点にあった(個人見解ですが)ルパート・エヴェレット。後年『ベスト・フレンズ・ウェディング』などで、コミカルな側面も見せていますが、この映画ではとにかくストイックで美しい。さらに、若き日の美しいコリン・ファースがすてきなこと! 今もすてきな紳士ですが、当時から美しく輝いています。

当時は同性愛を扱った映画を観にいくことに多少なりとも恥ずかしさを感じた年頃。そんな時に、堂々と「この映画を観たよ! 良かったよ!」と発言できる作品でした。

もちろん、東西という深い政治的なテーマもある作品ですが、緑まぶしい英国のキャンパスで制服姿の美青年たちが苦悩するもん絶級の美しさをご堪能いただきたく思います。

今月もGYAO!掘り出し映画特集では、さまざまな掘り出し映画をご紹介しています。“美”を求める皆様にもお薦め作品がありますし、そのほかバラエティーに富んだ作品たちを紹介しています。ぜひ、特集をチェックしていただけましたら幸いです。

くだ巻き’やし’べえ

ハリウッドからアート系まで、B級ホラーもドラマもアニメも好きな作品は好き。映画を観て、横丁の飲み屋で一杯やりながら映画を語るのが好き。最近は年のせいか人情系に弱くなってきた。

作品情報

タイトル:

アナザー・カントリー(1983)

配信期間:9/22~10/21

GYAO! 掘り出し映画特集:https://yahoo.jp/v0dUN8X[リンク]

アナザー・カントリー視聴ページURL:https://yahoo.jp/mko9g2

(C)1984 Eastern Counties Newspaper Group. All Rights Reserved.

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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