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『Raspberry Pi SelfieBot』 子供なら1時間くらい手放さずに写真撮りまくりそうなカメラ

ガジェット通信 / 2017年12月18日 21時0分

ウェブやインターネットのテクノロジーを活用した新しいものづくりのトレンドは、「メイカームーブメント(Maker Movement)」と呼ばれています。『WIRED(ワイアード)』の元編集長で、現在は3D Robotics社CEOとなっているクリス・アンダーソン(Chris Anderson)氏が提唱したことでも知られています。日本における「メイカームーブメント」と言えば、『Maker Faire Tokyo』という展示会やDMM.makeが有名ではないでしょうか。

Maker Faire Tokyo 2017公式サイト

http://makezine.jp/event/mft2017/

DMM.make

https://make.dmm.com/

今年の9月にシアトルで開催された『Seattle Mini Maker Faire in 2017』。このイベントに、シアトル在住のデザイナー兼メイカーのSophy Wong氏(以下、Sophy)は、夫のKim Pimmel氏と共同製作した『Raspberry Pi SelfieBot』(以下、SelfieBot)を出展しました。

Raspberry Pi SelfieBot: Selfie Camera with a Personality(YouTube)

https://youtu.be/KHXqxiXUCLI

Raspberry Pi(ラズベリー パイ)が搭載された『SelfieBot』は、笑ったりあくびをしたり、ウトウトと居眠りしたりと様々な表情の変化を見せてくれます。感熱式プリンター内蔵なので、自撮り写真もその場でプリントすることが出来ます。キャラクターの表情が豊かなことや、写真をすぐプリントできる手軽さもあって、子供ならしばらくの間夢中になって遊んでくれそうです。

製作者のSophyにそもそもどういったことがきっかけで『SelfieBot』を作ったのか聞いてみたところ、「私達のブースに足を運んでくれる来場者が、展示物と遊ぶことでインタラクティブな経験ができることをコンセプトに、『Maker Faire』用の特別な展示物を検討していました。そこで思いついたのが『SelfieBot』でした」とのこと。来場者の反応について尋ねてみると、「『SelfieBot』の個性が気に入ったという人が一番多かったですね。顔の表情などが予想以上に楽しかったようで、多くの来場者が『SelfieBot』を楽しんでくれました」ということです。『SelfieBot』の自作に必要な部品などは全て下記リンクにて公開されています。

SelfieBotの作り方(英語)

https://learn.adafruit.com/raspberry-pi-selfie-bot/

Sophyのものづくり精神に国境はないようで、日本の明和電機の『ノックマン』にも興味津々なようです。本人いわく「こういったおもちゃを自作する気はありませんが、面白いおもちゃや変わったおもちゃを集めるのは大好き」だそうです。

『Maker Faire』は世界中で開催されるイベントなので、ユニークで実験的な展示物は次から次へと出てくるのでしょう。来年の『Maker Faire Tokyo』には筆者も足を運んでみたいと思います。

※画像とソース:

https://learn.adafruit.com/raspberry-pi-selfie-bot/

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