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『僕だけがいない街』原作者・三部けい先生が実写化に感謝「漫画で再現しきれなかった部分を見事に表現している」

ガジェット通信 / 2018年1月16日 19時0分

累計429万部を超える大ヒットコミックをドラマ化した、Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』。現在、全世界190カ国以上で配信中です。

2016年のアニメ化、映画化に続く3度目の映像化となる「僕だけがいない街」。筆者は多くの漫画ファンの皆さんと同じく、原作が大好きなのですが、このNetflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』も相当楽しませていただきました。以前ガジェット通信でご紹介した下山監督のインタビューをお読みいただければ分かる様に、地上波ドラマではなし得ない贅沢な時間とお金の使い方により、“僕街”の世界観の再現度が素晴らしいのです。

【関連記事】ドラマ『僕だけがいない街』監督が語るNetfliXのスゴさ「高クリエイティブな提案をしてくれる“黒船”は日本作品を成長させる」

http://getnews.jp/archives/2000412

そして今回、原作者の三部けい先生より、本作への絶賛コメントが到着。

まず冒頭のフラッシュバックのような静止画の連続で始まる10秒で完全に引き込まれました。ロケ地が「本物」だという事がその理由でしたが、続けて観ていくうちに下山監督が「本物」にこだわった理由も感じられました。明暗のトーンや空気感、苫小牧の空の色等、漫画で再現しきれなかった部分を見事に表現してくれています。「撮影は景色をただ写すのではなく景色を表現する事」という自分の好きな映画に共通する撮り方に感激しました。悟の部屋、ユウキさんの部屋、澤田の事務所等、上げればキリがないんですがこだわった作りにスタッフの方々の熱意を感じました。物置バスは現在もあるんですね(笑)。

キャストの方々も大変良かったです。子役の子達も出番が多いうえに寒い中頑張ってくれていましたね。漫画で悟のダウンのジッパーを閉めておいてあげれば良かったです(笑)。出演していただいた役者さんは皆大好きになりました。「僕街」を深く理解して演技をされている事が伝わってきました。「僕街」という作品は自分が成長するうえで大切な物をたくさんもたらしてくれました。読者さんや関係者の皆さん、様々なジャンルのクリエーターさん達から頂いたそれらの宝物は自分の中の「僕街袋」につまっています。もうこれ以上入らないかと思っていた「僕街袋」が更に一回り大きくなりました。新しい宝物をありがとうございます!

原作『僕だけがいない街』は、昨年11月、フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」にて「グラフィック賞」に選出。この大賞に日本の漫画が選出されるのは初という快挙を成し遂げています。原作、ドラマ、色々な角度から“僕街”を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Netflixオリジナル作品『僕だけがいない街』

https://www.netflix.com/jp/title/80173711

参照:「歴史改変SF大賞」(The Prix de l’Uchronie)公式HP ※フランス語のみ

http://www.actusf.com/spip/+Les-Laureats-du-prix-Actusf-de-L,21164+.html

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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