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演歌でお馴染み「こぶし」について、ギターを引き合いに出しつつ解説してみる

ガジェット通信 / 2018年1月31日 7時30分

 カラオケの採点機能などで表示される「こぶし」「しゃくり」「フォール」「ビブラート」といった加点ポイント。「ビブラート」はわかる人が多いと思いますが、それ以外の3つの意味って……実はちゃんとわかってなかったりしませんか?

「こぶし」は、歌う時に「拳」をにぎりしめる歌い方? いえいえ、ちゃんと歌のテクニックのことです。

「こぶし」とは?

 こぶしを一言で説明するなら「音を上げて戻すこと」です。こんな感じです。音が山の動きになるわけですね。基本の音から音を上げて戻すわけです。

 例えば童謡の「ふるさと」に「こぶし」をつけてみたとしたら、こんな感じです。「る」と「さ」にこぶしをつけてみた例ですね。どうですか? 「こぶし」、理解できましたか? 例えば楽器のテクニックで表現すると、ギターの「チョーキング&ダウン」に該当するのが「こぶし」ということになります。

「しゃくり」とは?

 

 「しゃくり」と「フォール」についても一言解説しておきましょう。「しゃくり」は「目標の音より低い音からはじめて、目標の音まで上げること」です。音は上り坂の動きになりますね。

 ギターのテクニックで表現するなら「アーム・ダウンで弾き始めてアームを元に戻して目標の音程にする」といった感じでしょうか。「目標の音よりも低いフレットを押さえて鳴らし、チョーキングorアーム・アップorグリス・アップで目標の音に到達」でもいいですね。

「フォール」とは?

 「フォール」は「音をなめらかに下げていくこと」です。音は下り坂の動きになりますね。ギターのテクニックで表現するなら「アーム・ダウンorグリス・ダウン」ですね。「チョーク・アップからのチョーク・ダウン」も「フォール」といっていいかもしれません。

ギターがなくても大丈夫!演歌、カラオケの上達方法、わかります!

 ギターを弾かない人で「???」な方は、お知り合いにギターを弾く方がいたらやってみてもらってください。「ギターは弾かないし、ギターを弾く知り合いもいない」という方は、演歌歌手で歌の講師でもある鈴木ミチさんの本『演歌の上達法&カラオケのコツ』なども参考にしてみてください。前述の図もその本の中の図を使用させていただいたものです。「こぶし」はもちろん、演歌やカラオケが上手になるノウハウがいっぱい載ってますよ〜。

『【DVD付】演歌の上達法とカラオケのコツ 「こぶし」や「ビブラート」もマスター! 』(リットーミュージック)

著者:鈴木ミチ

定価:(本体1,800円+税)

PROFILE 鈴木ミチ(すずきみち)

日本作曲家協会会員/全国カラオケ指導協会 特別教授。全国カラオケ指導協会のカラオケ大会優勝をきっかけに歌手デビュー。2013年には数少ない30代での若手作曲家として日本作曲家協会会員となる。全国カラオケ指導協会特別教授としてカラオケも指導、ひとりひとりのレベルに合わせた細かで具体的な個人指導は定評がある。フジテレビ『笑っていいとも』で、カラオケ上達のテクニックも披露。

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(執筆者: Rの広報ガール) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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