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「あたまのわるいひと」は誰のもの? 元ネタ主の苦言ツイートから議論展開

ガジェット通信 / 2018年2月6日 8時0分

2017年のネットを席巻した「頭の悪い人」。元ネタはみこるんさん(@micorun)が描いた「頭の良い人と悪い人の物の見方の違い」というマンガ。

このマンガから、別のユーザーが次のような二次創作が出たことから、「頭の悪い人」のイラストが流行することになりました。

この「頭の悪い人」のキャッチーさから、『LINE』スタンプやグッズも発売されていますが、それについてみこるんさんが次のようにツイート。

*「あたまのわるいひと」の商品について*

写真の商品は全て無許可・無断で販売されているものです。

元ネタを投稿した身としてはかなり心苦しいのですが、キャラクターの権利は私には無いので、現状は黙って見過ごすことにします。

このツイートには、「知らないで買ってしまった」という反応が続出しましたが、一方で「元ネタはそれでもばななの方はみんな別物として見てる」「キャラ自体を描いたのは別の人だから権利がないのでは」といった疑問の声も上がっており、「似たようなキャラは昔から欧米にあった」という指摘も見られました。

ほかにも「許可や権利とまでいかなくても、報告はするべきでは?」「権利どうのこうのの前に単純にムカつく」といった意見もありました。

この件に関して、あるユーザーは次のようにツイート。

みこるんさんは同一性保持権を主張し二次創作(一部を「あたまのわるいひと」に改変されたイラスト全体)を禁止することは可能。

今回商品化されたものは「元の著作物の表現が残存しない程度まで改変」された別個の著作物なので、同一性保持権の問題は生じないと思われる(パロディ事件の判例同旨)

ネット上から生まれた「頭の悪い人」。こういったもので商売をする際はグレーゾーンが多いので、買う側としても注意が必要だといえるのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より

https://twitter.com/micorun/status/960121657028259845 [リンク]

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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