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「編集マンがいつも酒に酔っている」カメルーンのテレビ局事情に驚愕 現地で改革を起こした日本人ディレクターが話題に

ガジェット通信 / 2018年4月3日 19時0分

4月2日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)にて、カメルーンのテレビ局に改革を起こした日本人テレビマンが登場。ゆるゆるなスタッフが働く超テキトーなテレビ局を舞台に、カメルーン全土を巻き込んだ大逆転ドラマの顛末を明かしました。

カメルーンのテレビ事情に驚愕

番組に出演したのは、アフリカ・カメルーンの地で開局しているバムン王国テレビで、エースディレクターとして活躍したオノさん(43歳)。

以前はNHK関連の制作会社に勤務し、子ども向け番組『おかあさんといっしょ』などの制作を手掛けていた彼は、勤続12年目に会社を退職。青年海外協力隊に参加し、元テレビマンとして開発途上国の技術支援に赴くことになります。

バムン王国テレビは、2011年に開局した駆け出しのテレビ局。番組欄があるものの「その通りに放送されることは、ほとんどなかった」という日本では考えられないようなテキトーっぷりで、企画・取材・構成台本などの工程をすっ飛ばし、思いつきからいきなり撮影を始めちゃうというアポなし突撃ロケが信条

いつも酒に酔っている編集マン、何度注意してもグリーンバックのスタジオに緑の服を着てきちゃうキャスター、告知したのに一度も放送されない新番組……あまりのダメダメ具合にオノさんの情熱も削られてしまい、「2週間ほど引きこもり状態になった」と言います。

オノさんの大逆転劇が凄い

このままではいけないと奮起したオノさんは、日本流のスタイルで番組制作を開始。長編ドキュメンタリーの制作を通じて、計画的な番組作りのノウハウを伝授しようと考えます。

オノさんがチャレンジしたのは、「アフリカの男社会で自立する女性」にスポットを当てた社会派ドキュメント。ドキュメンタリーなのにカメラが回ると「アクション!」と叫んでしまうボンクラ演出家が逃亡するトラブルを乗り越え、少しずつ団結していくスタッフ。

約1年間もの奮闘の末、王国テレビ史上まれにみる長尺番組が完成。オンエアに手ごたえを感じたオノさんはカメルーンの国営放送に足を運び、なんと王国テレビ初の全国放送が決定。台本もなければスケジュールもなかった弱小テレビ局が、自分たちの力で国営テレビの放送権を勝ち取るまでに成長しました。

異国の地で日本のテレビマン魂を継承したオノさんの大逆転劇に、ネット上では「カメルーンのテレビ局を変えた!すごい面白いです!」「オノさんを主人公にしたカメルーンのテレビ局再生記、ショート映画化いけそうやん!」「スポ根もののドラマみたいだな~」と、サクセスストーリーの主人公になぞらえる声も多い模様です。

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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