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福岡ブロガー刺殺事件に対するはてなの見解は? 「対応に明らかな不備があったとは考えていません」

ガジェット通信 / 2018年6月26日 15時30分

2018年6月24日夜に福岡のイベントスペース『Fukuoka Growth Next』で起きた刺殺事件。被害に遭ったのがサイバーセキュリティ専門メディア『THE ZERO/ONE』の岡本顕一郎編集長で、ネットウォッチに定評があるはてなブログのHagex氏と同一人物だということが、大きな波紋を広げています。

逮捕された42歳の男性容疑者は、事件直後に『はてな匿名ダイアリー』(通称『増田』)へ投稿。「おいネット弁慶卒業してきたぞ」「俺を“低能先生です”の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ」と記述されており、「事前の予定では東京までいってはてな本社にこんにちはするつもりだった」ともありました。なお、該当のエントリーは既に非公開となっています。

Hagex氏が容疑者に触れているのは、2018年5月2日のエントリー。ここでは「低能先生からコールが来る度に、私ははてなに通報を行っている」「株式会社はてなは、低能先生に対して“威力業務妨害”で訴えるべき」と綴られています。事実と一般論で構成されたエントリーで、これで容疑者の標的にされたということに対して衝撃を受ける人が続出しています。

Hagex氏がブログサービスを利用し、容疑者がブックマークのコメントを頻繁に寄せていたはてなにこの事件について見解を問い合わせたところ「弊社に対する捜査状況については、捜査の妨げとなることもなるため回答できません」とし、また凍結の事実についても「個別のユーザーに対する利用停止などの措置の有無について本人以外に公開しておりません」と回答を避けました。

一方、自社サービスを巡る事件が起きたことに対しては「荒らしや規約違反行為については、情報削除、利用停止などの措置を都度取っており、第三者に対する権利侵害に相当する情報については、プロバイダ責任制限法に基づき対応を行っております。これらの対応に明らかな不備があったとは考えていません」としながらも、ルールや体制の見直しについては「本件に限らず、より良いサービス運営のための改善には常に取り組んでいるため、引き続き検討して参ります」といいます。

ネットユーザーを震撼させた今回の刺殺事件。報道によると容疑者はHagex氏と「直接会ったことはなかった」と供述しており、今後さらに動機を掘り下げる必要があるのではないでしょうか。

低能先生に対するはてなの対応が迅速でビックリ(Hagex-day info)

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2018/05/02/112825 [リンク]

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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